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2001年9月20日

各 位

三井化学株式会社

シンガポールにおけるタフマープラント起工式開催の件

 当社(社長:中西宏幸)は、本日ミツイ・エラストマー・シンガポール社(MELS)主催で、シンガポール・ジュロン島において、高機能エラストマー(商品名「タフマー」)のプラント起工式を行いました。式典にはシンガポール経済開発庁のテオ長官及び関係各位のご列席を頂きました。
 タフマーは、当社のコア事業の戦略製品です。ポリエチレンやポリプロピレンの衝撃強度や柔軟性を飛躍的に向上させる樹脂改質材として、当社が他社に先駆けて開発上市し、積極的な用途開発研究を通して市場を創出してきた製品です。当社は日本を含むアジアでは最大シェアを有しております。近年では、当社は優れた高分子技術力とマーケティング開発力を結集し、軽量な軟質成形材としての用途開発に傾注しております。アジアの経済発展と産業の高度化と相俟って、タフマーの需要は、アジア市場を中心に、今後益々拡大していくと予測しております。

 今回建設するプラントは、最新鋭の製造技術を駆使した世界最大規模の製造設備です。本プロジュクトは、当社タフマー事業基盤を更に確固たるものにするための重要な戦略的意義を有するものであります。
 MELS及びプラントの概要は以下のとおりです。

1. 社  名: MITSUI ELASTOMERS SINGAPORE PTE LTD
2. 設  立: 2001年2月26日
3. 資 本 金: 35百万US$(三井化学100%出資)
4. 所 在 地: 65 Chulia Street #38−04 OCBC Centre
Singapore 049513
(電話:+65-532-4030 FAX:+65-533-6423)
5. 社  長: 吉 田 耕
6. 事業内容: 高機能エラストマー「タフマー」を中心としたエラストマー製品の製造・販売
7. プラント概要:
  生産能力: 10万トン/年
  スケジュール: 完工 2002年12月
   営業運転開始 2003年4月
  総投資額 100百万US$

 なお、プラント(立地:ジュロン島メルバウ地区)完成後は、日本国内(市原工場)と合わせて、当社グループのタフマー生産能力は年産20万dとなり、世界におけるトップメーカーの地位が更に強化されることになります。

以上

本件に関する問い合せ先
  三井化学株式会社 IR・広報室 須田桂二 03−3592−4060



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