別紙
事業構造改善計画のアウトライン
1. マーケティング戦略
●収益重視のマーケティング戦略を基本
●差別品分野の比率向上(PE 現40%→60%以上、PP 現45%→50%以上)。
●差別品分野に経営資源を重点的に投入。 汎用品分野はS&Bによるコスト競争力
強化と、徹底的なスリム化、アジアスタンダード化を進める。
●メリハリの効いたマーケティング活動を展開。
2. 製品戦略
上記のマーケティング戦略を受け、各製品の戦略を以下の通りとする。
●PE: 差別化強化による収益確保と不採算事業の抜本再構築
・HDPE 汎用品の内、不採算分野を縮小し新触媒差別化製品へ転換
・LLDPE 同上
・LDPE 生産プラントの集約。コスト競争力強化
●PP: 低コスト化と差別化の強化による収益拡大
・S&Bと銘柄統合でコスト競争力の強化。新規製品・用途開発加速。
3. 設備戦略
上記の製品戦略を受け、設備戦略を以下の通りとする。
●PEは差別化製品への転換を行い、95万トンを04年に85万トン体制とする。
●PPはS&Bで大型化・専用系列化を進め、現行12系列100万トンを04年度に7系列96万
トンとする。
4. 研究戦略
以上の事業構造改善を支えるための研究戦略は以下の3点とする。
●重点テーマへの資源投入集中
●開発の効率化
●将来テーマへの資源配分強化
以上
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