新事業/次世代事業

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2025長期経営計画で新たにターゲット事業領域に加わった「新事業・次世代事業」では、三井化学グループの「ナレッジ」を基に、新たな可能性に挑みます。10年後、20年後の未来に大きな花を咲かせるため、我々のタネ蒔きは、既にスタートしています。

基本情報 経営概況・事業戦略

2025年度の目標

営業利益250億円(他ターゲット事業領域の新事業含む)

2025長期経営計画で新たにターゲット事業領域に加わった「新事業・次世代事業」では、三井化学グループの「ナレッジ」を基に、新たな可能性に挑みます。

ロボット材料事業
「ビッグクラッピー」に採用

バイバイワールド(株)のエンターテインメントロボット「ビッグクラッピー」※1の2020年モデルに、当社が新素材を用いて開発した拍手ハンドが採用されました。「ビッグクラッピー」は、拍手と音声を掛け合わせることで、人を楽しませる拍手ロボットです。分子構造を変化させたゲル素材によって硬度や反発性の異なる拍手ハンドを製作し、音響テストを行うことで、より人間に近い拍手音を再現しました。このゲル新素材は、眼科手術練習シミュレーターの眼球モデル※2にも採用されており、今後、サービスロボットや医療分野など、人の肌に近い柔らかな触感が求められる様々な製品へ応用していきたいと考えています。

※1拍手ロボット「ビッグクラッピー」製品サイト

※2オープンイノベーションから生まれた眼球手術訓練用シミュレータ Bionic-EyEが2019年度グッドデザイン賞受賞

拍手ロボット ビッグクラッピー
拍手ロボット
ビッグクラッピー
手術練習シミュレーター用眼球モデル
手術練習シミュレーター用眼球モデル

オープン・イノベーション
エレファンテック社との協業

2019年10月、当社はプリンテッド・エレクトロニクス分野のスタートアップ企業であるエレファンテック(株)との戦略的提携に合意しました。エレファンテック社は、持続可能な社会の実現に向け、これまでの15分の1のエネルギー量、13分の1の水消費量での製造を可能にするインクジェットによるフレキシブル基板製造事業などを行っています。今回の提携により、当社名古屋工場内の建屋および工場インフラをエレファンテック社に提供し、同事業の量産体制を拡大するとともに、技術開発面での協力を推進し、インクジェットによるAdditive Manufacturingの拡大と社会実装を目指します。

エレファンテック(株)
名古屋工場エントランス
名古屋工場エントランス

ICT材料事業
Z-Works社とのプロダクト開発

2020年3月より、介護現場を支援するIoTデバイスの開発、コンサルティングを行う(株)Z-Worksへの出資、プロダクト開発における連携を行っています。Z-Works社はIoT・AI技術の活用により介護現場の様々な問題を解決する介護支援システム「ライブシステム」を展開しており、当社の開発した高感度センサ「PIEZOLA®」が、介護ベッド用見守りセンシングシステムに採用されました。目立たないバイタルセンサにより素早い離床検知や睡眠状態、心拍・呼吸の検知を行うため、介護スタッフの業務負荷軽減やオペレーションの改善などに貢献しています。今後も同社との連携を通じ、高齢化の進む社会における介護現場の課題解決に注力していきます。

圧電センサ「PIEZOLA®」
圧電センサ「PIEZOLA®
見守りセンシングシステムを搭載した介護ベッド
見守りセンシングシステムを搭載した介護ベッド

エネルギー・ソリューション
太陽光発電の診断ビジネス

三井化学東セロ(株)で25年以上製造・販売している太陽光パネル用封止材の劣化予測技術を用いパネルの寿命を精緻に予測すること、および事業者として開発・運営する「たはらソーラー・ウインド®発電所」での経験、茂原分工場や袖ヶ浦センターの試験用発電所でのデータ蓄積をベースに、太陽光発電所全体を診断することができます。近年、ファンドと連携して全国の発電所の発電量データを共有し、さらに精度よく発電量予測ができるようになりました。加えて、最近増加している蓄電池を併設した太陽光発電所や出力抑制による売電量変化予測についても対応が可能です。当社グループは、発展著しいインドに太陽光パネル認証試験所を開所し、2020年度内のBIS認証試験受け入れ開始を目指しています。

BIS(Bureau of Indian Standards)認証 : 日本のJIS認証に相当するもので、インド国内の認定機関でのみ認証の実施が可能

敗血症起因菌迅速同定システム
インドの認定試験所
インドの認定試験所

インドの認定試験所