新規殺菌剤有効成分アプティレル®を含有する農薬の農薬登録取得

三井化学クロップ＆ライフソリューション株式会社（社長：垣元　剛）は、新規殺菌剤有効成分アプティレル^®（一般名：キノフメリン）を含有する農薬の農薬登録を2025年2月10日に取得いたしました。

アプティレル^®は、三井化学クロップ＆ライフソリューションが発明した新規有効成分で、稲のいもち病、りんごの黒星病等に対して高い防除効果を有する殺菌剤です。作用機作はDHODH（ジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼ）阻害剤【FRACグループコード52*】であり、既存剤に対する耐性菌にも防除効果を示します。

* Crop Life International傘下の殺菌剤耐性対策委員会 (Fungicide Resistance Action Committee；FRAC）による分類

今後は国内において上市準備を進め、有効成分としてアプティレル^®を含有する新規製剤の開発を進めていきます。

三井化学クロップ＆ライフソリューションは、これからも研究開発力を基盤に変化をリードし、製品・サービスを通じてサステナブルな食と生活に貢献していきます。

農薬登録を取得したキノフメリンを含有する農薬

・　アイーナ^®5フロアブル（キノフメリン5.0%）【農林水産省登録　第24949号】

適用作物：稲

・　アイーナ^®20フロアブル（キノフメリン20.0%）【農林水産省登録　第24948号】

適用作物：稲､あずき､いんげんまめ､えんどうまめ､茶､キャベツ､はなやさい類､きゅうり､すいか､メロン､ピーマン､なす､トマト､ミニトマト､いちご､アスパラガス､鱗茎類（根物､ただし､葉たまねぎ､葉にんにく､のびるを除く）､レタス類､かんきつ､なし､りんご､おうとう､もも類､小粒核果類､ぶどう､マンゴー､かき

アプティレル、アイーナは三井化学クロップ＆ライフソリューション株式会社の登録商標です。

以上