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2024.05.20

デザインオフィス「nendo」とヤマハが協働制作したプロトタイプスピーカー「Sound Vessel」の参考展示

佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendo(ネンド)とヤマハ株式会社が協働で制作したプロトタイプのスピーカー「Sound Vessel」が、2024年3月30日(土)~2024年4月15日(月)までヤマハ銀座店にて展示されました。

 

筐体には海水から抽出したミネラル成分から生まれた、「NAGORI®」を採用、陶器のような質感と共に生活空間に溶け込む音響機器のデザインを実現しています。

 

本スピーカーは「水を入れたグラスのフチを指でなぞることでグラスを振動させ音を奏でる」グラスハープの操作形態をイメージしつつ、家具のように生活空間に溶け込むことをコンセプトに制作されました。本企画展示を通じて、新たな価値探索・試聴体験の提案を実施されています。

■「Sound Vessel」展示概要

期間:2024年3月30日(土)~2024年4月15日(月)11:00~18:00

会場:ヤマハ銀座店1階(東京都中央区銀座7-9-14)

内容:Sound Vesselの操作、筐体を試聴・体験

 

→ 詳細はヤマハ株式会社のニュースルームトピックスをご参照ください:

https://www.yamaha.com/ja/newsroom/topics/2024/24032701/

■NAGORI ®

海水から抽出したミネラル成分から生まれた三井化学の新規複合材料。研究者の「プラスチックで食べる食事は味気ない」 という一言から開発がスタート。

MOLp ®の活動を通じて開発された素材で、2018年度グッドデザイン賞受賞、「グッドデザイン・ベスト 100」 にも選出されました。

三井化学のコンパウンド技術を活用し、最大75%海水由来のミネラル成分を配合。熱可塑性樹脂と同様の成形が可能で、陶器や天然石のような質感と熱伝導性を併せ持っています。