Application用途
使用方法
How to useエンプラ改質剤

- 使用方法
- ハイワックス™添加によりPC/GFコンパウンドの耐衝撃性が向上します。
- 効能
- 極性基を導入したハイワックス™は、各種フィラーの表面に局在し、ベース樹脂とフィラーとの親和性に作用することで、複合材料の高機能化に貢献します。
- 推奨銘柄
- 1105A, 2203A
使用例
インキ塗料添加剤

- 使用方法
- ハイワックス™添加することで適度な滑り性を付与し、外装面の傷つきを防止します。
- 効能
- ハイワックス™は粉砕性に優れ微粒子化が容易で、生産性向上にも貢献します。
- 推奨銘柄
- 100P, 200P, 400P, 1105A
使用例
樹脂改質(フィラー分散剤)

- 使用方法
- 樹脂とフィラーとともにハイワックス™をドライブレンドし、押出機で混練します。
- 効能
- 極性基を導入したハイワックス™は、各種フィラーの表面に局在し、ベース樹脂とフィラーとの親和性に作用することで、複合材料の高機能化に貢献します。
- 推奨銘柄
- 1105A, 2203A
使用例
離型剤(射出成形用金型剥離剤)

- 使用方法
- PC、PBT、PA、ABS、PSのペレットにハイワックス™をドライブレンドして射出成形を行います。
- 効能
- 射出成形時に、樹脂から金型の界面に浸み出し薄膜を形成するため成形品の金型離型が良くなり、成形サイクルが短縮できます。また、金型汚染が減り、清掃等の金型メンテナンスの手間が省けるため生産性が向上します。
- 推奨銘柄
- 405MP、720P、800P
200P、400P、220MP
使用例
塩ビ滑剤

- 使用方法
- 塩ビパウダー、安定剤、炭酸カルシウム、ステアリン酸カルシウムとともにハイワックス™をドライブレンドし、押出機で押出します。
- 効能
- 成形機の金属表面と塩ビ樹脂との間に作用して滑性、離型性を発現するため、樹脂の熱分解を防ぐとともに、押出成形においては消費電力の低減と吐出量の増大ともたらし、射出成形においては、成形品の外観を向上させます。
- 推奨銘柄
- 220MP、4202E
※硬質塩ビ(パイプ、継手)、軟質塩ビ(ケーブル、シート)
使用例
顔料分散剤

- 使用方法
- ハイワックス™と顔料を3本ロールで混合してカラーベースをつくります。その後、カラーベースと樹脂を押出機で混合・造粒してカラーマスターバッチとなります。
- 効能
- 各種顔料との濡れが良く、高シェア下で高い混練性を発現するので、樹脂着色性に優れた高濃度マスターバッチの製造が可能になります。
- 推奨銘柄
- PE・PP用 420P、720P
PVC用 320MP、4202E
使用例
繊維加工助剤

- 使用方法
- 高酸価タイプや酸変性タイプのハイワックス™を水に分散させてエマルションにしておき、繊維をくぐらせて表面に付着させ、加熱乾燥により繊維表面に造膜させます。
- 効能
- 綿やポリエステル織物の繊維をコートして滑性を付与し、高速縫製性や引裂強度を向上させます。また、繊維の樹脂加工時に発生する縮を防ぎ(防縮)、風合いを良くすることができます。
- 推奨銘柄
- 防縮 4202E、4052E
可縫性 4052E
風合い 1105A、2203A