Focus View
2019.10.18

「サハラ砂漠250km マラソン」に挑戦のランナーを支援

5年生存率49%と告げられても走ることをあきらめなかった大久保さん。

外資系の投資銀行に勤務していた大久保淳一さんは、2004年から4年連続してサロマ湖100㎞ウルトラマラソンを完走しました。しかし、2007年、突然がんを発症します。すでにがんは最終ステージまで進行していて、5年生存率は49%と告げられました。しかし走ることをあきらめられなかった大久保さんは、医師たちの献身的な治療と懸命なリハビリによって、がん発症から6年後の2013年にサロマ湖100㎞ウルトラマラソンで復帰を果たします。そして大久保さんが次の挑戦に選んだのは、サハラ砂漠250㎞マラソンでした。このマラソンは広大なサハラ砂漠約250㎞を7日間かけて駆け抜けるという、世界一過酷なマラソンの一つです。

サハラ砂漠250kmマラソンに挑戦した大久保氏

大久保さんの挑戦を三井化学がスポンサーとして全面的にバックアップ。

大久保さんの挑戦が多くのがん患者の励みになると考えた三井化学は、スポンサーとして大久保さんを全面的にバックアップすることを決めました。ビジョンケア材料事業部からは、日中に使用するサングラスと、夜間のサハラ砂漠を走るオーバーナイトステージ用にNeoContrast™アイウェアを提供して大久保さんの挑戦をサポートしました。

大久保氏の愛用品となった三井化学提供のサングラス

素晴らしいアイウェアに助けられたという感謝の言葉をいただきました。

2019年4月15日、大久保さんはサハラ砂漠250㎞マラソンを見事に完走。レースを終えて日本に帰国した大久保さんから、以下のような感謝の言葉をいただきました。
「強烈な日差しのサハラ砂漠でサングラスは大活躍。最高のパフォーマンスを支えてくれました。また、オーバーナイトステージでは、NeoContrast™アイウェアに大いに助けられました。なぜなら、夜のサハラ砂漠は、まったく光が無い暗闇の世界です。大会主催者は500メートル毎に小さな蛍光ケミカルライトペンを地面に置き、コースを示すのですが、それが肉眼では中々確認できません。しかしNeoContrast™アイウェアを着用したところ、暗闇の中で目印の蛍光ライトがはっきり見え、真夜中にコースロスト(=迷子)することなく、次のチェックポイントに辿り着けました。素晴らしい製品を提供していただき、ありがとうございました」

安藤常務執行役員と面談される大久保氏