Misson RePLAYER®ブロックチェーンプラットフォームのミッション
プラスチックリサイクルの未来を透明に。
トレーサビリティシステムで持続可能な社会を実現。
循環経済の実現に向けて課題となる素材のトレーサビリティを担保するため、ブロックチェーン技術を活用した資源循環プラットフォームの構築を進めています。リサイクル原料のトレーサビリティを担保・可視化し、円滑な流通を支援する仕組みつくりを目指しています。
About RePLAYER®ブロックチェーンプラットフォームについて
ブロックチェーン技術を活用した
資源循環プラットフォーム
RePLAYER®ブロックチェーンプラットフォームは、プラスチックリサイクルにおいて必要とされる材料情報、物性情報、品質情報、リサイクル材比率などの各情報とサプライチェーンの各段階での製品番号、シリアル番号を紐づけて保管することで、プラスチックリサイクルのトレーサビリティを実現します。
また、ブロックチェーン技術を活用することで、情報保護や、真正性の確保の観点からも、安心・安全な再生材の提供を可能としています。
RePLAYERとは
三井化学では、循環経済の実現に向けて、廃プラスチックなどの廃棄物も資源と捉え、リサイクルでサーキュラーエコノミーに貢献するブランド「RePLAYER®(リプレイヤー)」を立ち上げました。この活動の一つとして、RePLAYER®ブロックチェーンプラットフォームは、デジタル技術によるリサイクルシステム、バリューチェーン開発を進めています。
Feature RePLAYER®ブロックチェーンプラットフォームの特徴
初期設定・データ入力
- 直感的なフロー作成
- 柔軟な設定変更(スモールスタートに対応)
- ブロックチェーンによる真正性の担保
- ExcelやPDFによるデータ登録に対応
データ閲覧
- マッピングによる在庫管理
- キーワード検索
- 公開範囲・アクセス制御設定
コンソーシアム Pla-chain
2022年9月、日本アイ・ビー・エム(株)、(株)野村総合研究所とともに幹事会社として資源循環型社会の実現に向けたコンソーシアム「Pla-chain(プラ・チェーン)」を設立し、トレーサビリティを基盤としたプラスチックリサイクル材の利用促進等に向け、業界の垣根を超えたパートナーシップの確立にも取り組んでいます。
目的
トレーサビリティを基盤とした、
プラスチックリサイクル材の利用促進
資源循環に関わる
ステークホルダー間の連携支援
資源循環の推進に向けた
社会や制度のあるべき姿の検討
Pla-chainの取り組み
本コンソーシアムの活動で得た知見を、コンソーシアム内外への情報発信や提言に繋げ目的達成を目指します。
Internal コンソーシアム内での活動
ラウンドテーブル・勉強会
本コンソーシアムの会員企業による定期的な討議(ラウンドテーブル)の場を、約3ヶ月に1回の頻度で予定しています。
ここでは、資源循環にまつわる事例などプラスチック循環に関する知識の蓄積と課題の共有を目的としています。
分科会
ラウンドテーブルなどで共有された課題を切り出し、同じ課題を持つグループで討議場としています。
External 外部での活動
実証実験
トレーサビリティを活用した資源循環に資する実証実験に向けた情報共有を、個別・グループ企業(会員企業に限る)で実施しています。