「VNB-EPT」は、高温下で従来のEPDMよりも優れた特性を発揮するほか、プロダクトの耐久性向上による省資源化、
加硫効率の向上による加工時のCO2排出量の削減など、環境面での優位性も保持。
EPDM、EPR、アクリルゴム、シリコーンゴムに変わり様々な用途への実績があります。
自動車部品に求められるニーズが多様化している中、VNB-EPTは従来のEPDMよりも耐熱要求の高いホースへの使用が期待できます。
VNB-EPTはアクリルゴムと同等の耐熱性を有します。
また、シリコーンゴムからの代替によって従来課題となっていたシロキサンガスの揮発を改善します。
このようにVNB-EPTは、要求物性によってはアクリルゴム、シリコーンゴムなどの異種ゴムからの代替でもメリットを発揮します。
VNB-EPTは車載用マフラーハンガーなど、防振ゴム部材への採用が期待できます。
VNB-EPTを使用することで従来のEPDMから使用温度範囲を約20℃上げることに成功しました。
また、三井化学は各自動車メーカーによって異なる「動倍率スペック」への対応など、お客様からの希望スペックを元にオーダーメイドで配合の提案をいたします。
EV（電気自動車）化や自動運転化など、自動車1台あたりのワイヤー搭載本数の増加に伴い、材料への耐熱要求は増加しています。
VNB-EPTを使用することで従来のEPDMでは達成できなかった耐熱性を実現。
また、電線被覆用途で課題となる押し出し性、表面のなめらかさの改良策として、粘度の異なる銘柄をブレンドすることで改善しました。
VNB-EPTはトランスミッションのカバー層として、従来のEPDMでは発揮できなかった耐熱性を発揮します。
