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2021.12.08 NEW

古坂大魔王も驚いた?野球観戦が楽しくなるNeoContrast™レンズ

「観客席からだとボールの行方や選手の動きが見づらかった」。現地でのスポーツ観戦でそんなストレスを感じた人におすすめのレンズがある。三井化学とホプニック研究所のコラボレーションから生まれた「NeoContrast™(ネオコントラスト)※1」という眼鏡レンズ素材だ。

「NeoContrast™」楽天イーグルスモデルは、プロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス」(以下、楽天イーグルス)のスタジアム観戦用のアイウェアとして、2021年2月に販売開始。視界のコントラストをより鮮やかにしてくれるため、一部の楽天イーグルスの選手たちは試合中も愛用している。

今回は、大の楽天イーグルスファンである古坂大魔王さんに、アイウェアの性能を体験していただいた。自身で映像編集を手掛け、色や光に対して強いこだわりを持つ古坂さんは、視界の変化をどう感じたのか? 楽天イーグルスモデルの実現を推し進めた北里大学の半田知也教授と三井化学の担当者を交えて、その魅力に迫る。

【取材・執筆:榎並紀行(やじろべえ) 写真:玉村敬太 編集:吉田真也(CINRA)】

本当にボールがよく見えるのか? 古坂大魔王がキャッチボールで体験!

プロ野球開幕を間近に控えた3月某日。都内のバッティングセンターに、楽天イーグルスのユニフォームに身を包んだ古坂大魔王さんが現れた。

古坂大魔王さん

今回、古坂さんには、ボールの見え方に変化を感じてもらうため、裸眼の状態と、NeoContrast™のアイウェアを装着した状態の2パターンでキャッチボールを行っていただいた。まずは裸眼(※古坂大魔王さんは伊達眼鏡)で肩慣らし。

スパーン、スパーンと小気味良いリズムが場内に響く

古坂大魔王(以下、古坂):うおっ! 怖え! キャッチボールは1年以上ぶりなんで、ちょっと怖いですね。ケガだけは気をつけないと……。

そう言いつつも、軽快な動き。体が温まったところで、いよいよNeoContrast™のアイウェアを装着してもらう。

古坂:あれ? ごめんなさい。ただ着けただけだと、差がよくわからないですね。

「あんまり変わらなくないですか(笑)?」

忖度なしの一言に、若干の緊張が走る。すかさず三井化学担当者から「会場の照明が少し暗いのでわかりづらいかもしれませんが、後ろのスコアボードのあたりをよく見ていただくと、だいぶ変わるかと……」と、説明が入った。

古坂:あ、本当だ! 白いところの見え方が全然違う。ボードの黄ばみがカットされて白が際立つから、文字がくっきりしますね。あと、芝生も緑色がパキっとして見えます。

NeoContrast™のアイウェアを装着しながらキャッチボール

古坂:これ、すごいです! 裸眼のときより、ボールがはっきり見えるから、ボールに対する怖さもなくなりました。たしかに、このアイウェアをつけて野球観戦したら打球も見やすくなりそう。さっきは、差がないとか言ってすみませんでした(笑)。

NC_楽天モデル2_white_NCロゴ入り 楽天イーグルスモデルのNeoContrast™アイウェア。
5,940円で販売中(楽天市場で見る

野球観戦だけじゃない。余計な光だけをカットするアイウェアは、車の運転にも最適?

キャッチボール後、古坂さんがNeoContrast™について気になったことを開発者に直接聞いていただく場を設けた。アイウェアを開発した三井化学の熊本行宏と五十嵐義明、さらには監修を務めた北里大学の半田教授を交えて、その仕組みや開発の経緯、今後の野球観戦の楽しみ方まで大いに語り合った。

古坂:さっきのキャッチボールでは、あまりにもボールが見やすくなって驚きました。そもそもNeoContrast™は、どんな性能を持つレンズなんですか?

半田知也教授(以下、半田):世の中にはさまざまな色の光がありますが、そのなかには物を見る際に邪魔となる光もあります。このNeoContrast™のアイウェアをかけることでノイズとなる光をカットし、まぶしさを感じることなく視界がクリアになるんです。

北里大学 医療衛生学部の半田知也教授

古坂:というと、サングラスのようなもの?

熊本行宏(以下、熊本):いえ、まったく別物なんですよ。一般的なサングラスはすべての光を満遍なく低減しますが、NeoContrast™はまぶしさや見えづらさの原因となる「黄色い光」だけを選択的にカットします。それにより、まぶしさをおさえつつ、ほかの色が際立つので、よりコントラストがはっきりした視界になるわけです。

三井化学の担当者(ビジョンケア材料事業部)。
左から、マーケティングチームリーダーの五十嵐義明、表面処理プロジェクトリーダーの熊本行宏

古坂:なるほど。黄色い光をカットすることで、白や黒、赤、緑などがはっきり見えると。なんだか、音楽と似ていますね。ギタープレイを聴かせたいときにギタリストの音量を上げるんじゃなくて、ほかの楽器のボリュームを絞ることでギターを際立たせる、みたいな。

半田:面白い例えですね(笑)。古坂さん、NeoContrast™のアイウェアをもう一度かけてもらえますか? 色のコントラストがわかりやすいパネルを用意したので、あらためて見てみてください。

古坂:「赤」がすごく目立ちますね。「嘘つけ!」ってくらい赤い(笑)。眼鏡をかけるだけで、世界がデジタル加工になるみたいな感覚があるかも。これをかけたら古いテレビでも4Kっぽく見えるんじゃないですか? テレビを買い変えると高いけど、これなら5,940円で済むし、良いかも。

熊本:価格に関しても検討を重ねましたね。今回、多くの方にこのレンズを知っていただくために、特別プロモーション価格でご提供させていただいております。

半田:あとはスポーツ観戦だけでなく、車の運転時にもおすすめです。サングラスだと、夜間やトンネルに入ると暗くなって怖いじゃないですか。対向車のライトもまぶしいですし。
でも、この眼鏡ならまぶしさを抑えつつ、視界がはっきりするので対向車や道路の白線もしっかり視認できます。夜間だけでなく、視界のコントラストが下がる夕暮れや、スモッグなどが発生しやすい地域で運転する際にも効果的です。

古坂:じつは、ちょうど運転用の眼鏡とかサングラスを探していたんですよ。運転中なら、このスポーティーなデザインもむしろかっこいいですよね。ただ、街中で使うには少し勇気がいりそう。正直、これで松屋はちょっと行きづらいかも。「あいつ、何であんなスポーティーに牛丼食ってんだよ!」って思われそうじゃないですか(笑)。

プロ野球選手を助けるために。知識と技術を持つ人が集結してつくり上げた

古坂:そもそもこのアイウェアは、どういった経緯でできたんですか?

熊本:私たちは、もともと眼鏡のレンズを研究していて、特定の光の波長だけをカットする技術を持っていました。この技術を活かしてつくったレンズ用素材を開発し、いろいろと応用できないかと考えたのが始まりですね。
その後、われわれのお客さまでありパートナーでもあるホプニック研究所にて開発したのが、特定の光の波長を選択的にカットする技術で「黄色の波長」だけを省き、色のコントラストを上げ、「視界の品質」を高めた眼鏡レンズでした。

古坂:そこから、どのように楽天イーグルスモデルの実現につながったのかが気になります。

半田:私がもともと楽天イーグルスに視覚機能に関するトレーナーを担当していて、選手からさまざまな「目」に関する悩みを相談されていたんです。なかでも、「最近、ちょっとぼやけて見える」「ナイターの照明がまぶしくてフライが見えづらい」などの声が多く、これらに対応できるものを探していました。
ちょうどそのタイミングで三井化学さんから、NeoContrast™に関するお話をうかがったんです。そこから、協業してスポーツ用のアイウェアをつくることになって。サンプル品を選手に試してもらいながら改良を重ね、NeoContrast™を使用したアイウェアが完成しました。そして、楽天イーグルスモデルとして販売することになったのです。

古坂:いやあ、良いストーリーですね。最初は、困っている人やプロ野球選手を助けたいという想いから始まって、結果的に良いものができたから、ファンに向けて商品化もするっていう。
正直、「眼鏡をかけるだけで景色が変わります」って言われても、若干の胡散臭さがあるじゃないですか。でも、プロ野球選手を助けるために、知識と技術を持つ人が集結してつくり上げたっていう背景がわかると信頼性を感じるし、試してみたくなりますよね。他球団のファンの方も、ちょっとつけたてみたくなるんじゃないかな(笑)

モノクロでYouTubeを見てもつまらなかった。「色」は面白さの重要な要素

古坂:そのほかにも、「こんな人に、ぜひこのアイウェアを使ってほしい」というのはあるんですか?

半田:もちろん、老若男女問わずですが、個人的には視力や色の識別に不安を持つ人に使ってもらえたら嬉しいですね。NeoContrast™のアイウェアを着用すれば、苦手な色を「盛る」ことができて、コントラストが上がり、見づらかった色が見えやすくなります。
とくに視力や色の識別に不安を持っている子どもは、ネガティブに捉えてしまうケースも少なくありません。その子たちにとっては、同じ眼鏡をつけたプロ野球選手が活躍することが、大きな励みになると思うんです。NeoContrast™のアイウェアをかけることで、憧れの選手と「同じ風景」が見えるとなったら、やはり嬉しいじゃないですか。自分もプロ野球選手を目指そう、諦めなくていいんだと思う子だって出てくるかもしれません。

古坂:たしかに。ぼく自身も子どもの頃に目が悪くなって、一時期は野球から離れたクチなので、いまのお話にはすごく共感します。小3で始めた当初はバッティングが得意だったんですけど、急激な視力の低下とともに、まったく打てなくなっちゃって。中1になる頃にはボールの捕球すらまともにできなくなったんです。次第に「昔よりも野球が下手になったな」と感じるようになって、部活にも行かなくなりました。
でも、大人になってちゃんとした眼鏡をつけて野球をしてみたら、普通にプレーできたんですよ。子どもの頃は単に自分の技術が落ちたと思っていたけど、やっぱり視力の低下が大きな要因だった。当たり前ですけど、見えてないものは捕れないし、打てない。そう考えると、たしかにこのNeoContrast™のアイウェアに出合うことで救われる少年少女がいるかもしれませんね。

熊本:だからこそ、野球だけにとどまらず、ほかのスポーツやあらゆるライフスタイルの場面でも、NeoContrast™を浸透させていけたら良いなと思います。

最後は、古坂大魔王さんがプロデュースしているピコ太郎の『ネオ・サングラス』風で記念撮影。古坂大魔王さん、ありがとうございました!

※本文章はMOLpサイトでのインタビュー記事を引用したものです
https://jp.mitsuichemicals.com/jp/molp/article/detail_20210419_1.htm

※1 NeoContrast™は、株式会社ホプニック研究所および三井化学株式会社の商標または登録商標です。
※2 見え方には個人差があり、すべての人がくっきり鮮やかに見える・視認しやすいと感じることを保証するものではありません。

【プロフィール】

古坂大魔王

1973年7月17日生まれ。青森県出身。1992年に、お笑い芸人「底ぬけAIR-LINE」でデビュー。2019年より、文部科学省「クロスカルチュラルコミュニケーション大使(CCC大使)」、総務省「異能vation推進大使」、2021年、UNEPサステナビリティアクションのアドバイザーに就任。現在はバラエティ・情報番組への出演をはじめ、世界のトップランナーたちとのトークセッション、有名アーティストの楽曲制作・Re-mixを手掛けるなど、幅広い分野で活躍中。

公式サイト: https://avex.jp/kosaka/
Twitter: https://twitter.com/kosaka_daimaou

半田知也

1975年9月8日生まれ。北里大学大学院眼科学を修了(博士医学)。2016年より北里大学医療衛生学部視覚機能療法学専攻 教授。眼科医療技術で社会に貢献する「実学的思考」をモットーに、屈折矯正、視機能検査、映像、照明、ビジョントレーニングなど様々な分野を繋ぐ研究活動を行う。研究開発した視機能検査・訓練機器は眼科医療で広く用いられている。