アーレン®のあゆみ

History Of The Product
01

三井化学が開発した
PA6T

1980年代に生み出した
高耐熱・低吸水のスーパーエンプラ

1980年代、当社は世界で初めて、変性ポリアミドPA6T「アーレン®」を開発。PA6、PA66など従来の脂肪族ポリアミド素材では耐熱性が不足していた、自動車機構部品・ワイヤーハーネスなど電装部品の分野で実用化が進みました。吸水性に課題のあった従来素材の弱点をクリアし、過酷な環境下でも耐えうる部品の製造を支えています。
また電気・電子部品分野では、高耐熱性・高靭性・高流動性が評価され、コネクタなどを中心に需要を拡大しました。

02

SMT対応 難燃銘柄

1990年代以降、ICT部品の狭ピッチ化を下支え

1990年代になるとICTデバイスが小型化・高機能化し、コネクタの狭ピッチ化によって表面実装技術が進化。「アーレン®」は高い靭性・流動性を維持しながら、SMT(リフローはんだ付け)に対応できる難燃グレードを開発。精緻で狂いの少ないコネクタ製作を素材の側面から支えました。

03

鉛フリーへの対応

2000年初頭、表面実装は鉛フリーへ

環境意識の高まりにつれて、電子部品の接合に使われる原料は鉛フリーはんだへと変化。これに伴い、従来のリフロープロセスより高温の250〜260℃に対応する耐熱性能が要求されるようになりました。三井化学では、難燃成分の設計や分散状態を制御し、鉛フリーはんだ対応グレードを開発。耐熱性を備え、ブリスターの発生を可能な限り抑制しています。

04

ハロゲンフリー対応

2000年代から、
ノンハロゲンの潮流に応える銘柄を販売

自然環境への影響を鑑み、ハロゲン系化合物を排除する動きが進む中で、一部ICT部品においてもハロゲンフリー基準が標準化。「アーレン®」はこの流れに対応して、いち早くノンハロゲン銘柄を開発。環境に優しく、強度や加工成形性に優れた高品質製品を安定供給し続けています。