EBT
用 途
「EBT」は、低温下で従来のEPDMよりも優れた特性を発揮するほか、
粘着性の向上、低フリクションロスによる燃費向上など、環境面での優位性も保持。
EPDM、クロロプレンゴム、シリコーンゴムに変わり様々な用途への実績があります。
ベルト(粘着層、フリクションコンパウンド)
EBTは加硫前の良好な粘着性を活かして、ベルトの粘着層、フリクションコンパウンドとしての使用が期待できます。
ベルト粘着層に求められる帆布との接着性では、従来のEPDMよりも接着強度を大幅に改善することができました。
従来材料であるクロロプレンゴムからの優位性は耐熱性の向上、脱塩素化。
トランスミッションベルト、コンベアベルトなど幅広いベルト用途での実績があります。
ガスケット、Oリング(低温、水素)
シールする部材、目的により求められる物性が多岐にわたるガスケット。
EBTは従来のEPDMに比べて低温での使用可能温度を約20℃下げることを実現。
また、シリコーンゴムからの切り替えにより、課題となっていたシロキサンガスを抑制できます。
EBTは水素ガスケット、冷媒ガスケットなど様々な低温ガスケットに実績があります。
ロール、ブランケット(粘着層)
EBTは加硫前の良好な粘着性により、工業用ロールの粘着層として実績があります。
EBTは従来のEPDMに比べて硬度が低く柔軟性にすぐれるため、ロール用途で機能を発揮します。
低温ホース
様々な環境下へ対応することが求められる自動車。
寒冷地用自動車の車載ホースなど、EBTは低温ホースへの適用が期待できます。
また、車載ホース以外にも冷媒用ホースなど工業用途への使用も期待できます。