ありがとう 炭鉱電車プロジェクト

紅い恋人 〜炭鉱電車に捧ぐ〜

炭鉱電車と共に過ごした方々へのインタビューや過去の貴重な映像資料などを通して、改めて炭鉱電車の魅力を掘り起こします。
また、みなさんから頂いたエピソードをもとに詩人の道山れいん氏に詩を書き起こしていただき、映像中に流れる音楽はアーティストSeiho氏による炭鉱電車の音源を用いたコラボレーション楽曲になっています。

炭鉱電車の一日

炭鉱電車の運行、整備に長く携わってきた方々の一日の仕事を追いかけたドキュメンタリーです。
運転や整備の様子、機関庫や工場内を走る様子など、貴重な映像とともにお楽しみください。

プロジェクト

三井化学大牟田工場(福岡県大牟田市)において原材料の搬入等に使用している
三井化学専用線(旧三池炭鉱専用鉄道)を2020年5月を目途に廃止します。
「ありがとう 炭鉱電車プロジェクト」は、100年以上の長きにわたり活躍を続けてくれた炭鉱電車への感謝と、
未来に向けたレガシーとしての活用を検討するプロジェクトです。

風景資産

これまでの炭鉱電車の歴史を振り返りつつ、現役最後に稼働している様子を、
映画監督の瀬木直貴氏とともに
「風景の資産」としてメモリアル映像を製作します。

映画監督 瀬木直貴

1963年、三重県出身。映像制作会社ソウルボート株式会社代表取締役。
映画監督のほかテレビ番組やCMのディレクターとしても活躍。エッセイ、環境・教育・人権に関する講演活動、各地のまちづくりアドバイザーも務め、地域コミュニティをモチーフにした作品に定評がある。
近年の主な作品として、大牟田を舞台にした『いのちスケッチ』(2019)、『恋のしずく』(2018)、『マザーレイク』(2016)など。

瀬木直貴

資産

炭鉱電車が発する「音」を記録として残すため、炭鉱電車にまつわる音をASMR音源としてアーカイブします。
音源はだれでも聞くことができるとともに、ミュージシャンの方々にもサンプリングとして無償で使用して頂けるよう、
株式会社QUANTUMと株式会社オトバンクが手掛ける
ブランデッド・オーディオレーベルのSOUNDS GOOD®︎とコラボレーションし、
「音の資産」を多くの人に楽しんでもらえるコンテンツへと価値化し、公開してまいります。
また、Seiho(セイホー)氏による炭鉱電車の音源を活用した楽曲の制作を行います。

SOUNDS GOOD®

SOUNDS GOOD®は、企業の中に埋もれている個性的な音を多くの人が楽しめる音へと昇華し、さらに“音の資産”としても活用していく「ブランデッドオーディオレーベル」です。工場の製造ラインで発生する特徴的な音や、製品使用時の音といった“ブランドを象徴する音”を企業やブランドの“音の資産”として捉え、音楽アーティストとのコラボレーションによる楽曲などコンテンツとしてリスナーに提供。企業とリスナー (生活者、消費者) の新たな接点を生み出しています。2019年3月5日の設立以来、参画いただいた企業とともに、BtoBイベントやラジオCMなど様々な形で“音の資産”を活用、その可能性を広げています。

SOUNDS GOOD

アーティスト Seiho

大阪出身のアーティスト/プロデューサー/DJ。 米 Pitchfork や米 FADER など多くの海外メディアからのアテンションを受けながら、LOW END THEORY、SXSWといった海外主要イベントへも出演。国内外問わずアーティストのプロデュースやリミックスを手がける他、ファッションショーや展覧会などの空間音楽、映像作品の音楽プロデュースも行う。自らもインスタレーション作品を発表するなど、音楽家の垣根を超え、表現の可能性を追求している。

Seiho

言葉資産

みなさんから頂いた炭鉱電車の思い出をもとに、
道山れいんさんが詩に書きおろしました。

炭鉱電車嫁ぎ先

車両、駅舎、備品等の今後の取り扱いについて、
広く引き取りの希望などお聞きし、
協議のうえ、順次決定してまいります。

フォトアルバム

多くの方に愛されてきた
炭鉱電車の写真、スケッチなどを
紹介します。

CONTACT

三井化学株式会社 コーポレートコミュニケーション部
TEL 03-6880-7500

三井化学株式会社 大牟田工場 総務部
TEL 0944-51-8111