Nextyol^®
（ネクスティオール^®）

特徴

• 従来のポリオールに不純物として含有されるモノオールの量を減らしたことで、ウレタンフォームにおけるポリマーネットワークの欠損点が少ないので、樹脂弾性率の向上が可能です。
• ウレタンフォーム中の臭気原因物質（アルデヒド類）を大幅に低減できます。
• 例えばシートクッションパッドを100mmから80mmに薄肉化しようとすると、一般的には肉厚の減少により、6Hz付近の振動伝達率(車酔いの原因のひとつ)が大きくなり乗り心地性の悪化につながります。ネクスティオール^®を使用することで6Hz付近の振動伝達率低減の達成が可能となるため、薄肉化(軽量化)と乗り心地の維持を同時に実現できます。
• 異なる分子量の銘柄ラインナップを製品化しており、様々なシートパッドの規格に適用できます。
• システム(レジンプレミックス)としてもご提供可能です。

想定される製品の展開例

• 各国、各地域の臭気(VOC)規制に対応した自動車用シートパッド
• シートクッションパッド薄肉化によるバッテリー搭載の電気自動車(EV)の車室空間確保
• シートパッド軽量化による車両重量増加傾向の電気自動車(EV)の走行距離確保

※自動車シート用ポリウレタンフォームの
VOC測定結果を基に作成