三井化学は、全国各地に工場・研究所を構え、
地球規模の課題解決や身近な暮らしを支えるための
取り組みを行っています。ここでは、各事業所の
概要・事業内容についてご紹介いたします。
豊かな暮らしを支える
三井化学のネットワーク
各工場・研究所はクリックいただくと詳細をご覧いただけます。
三井化学は、全国各地に工場・研究所を構え、
地球規模の課題解決や身近な暮らしを支えるための
取り組みを行っています。ここでは、各事業所の
概要・事業内容についてご紹介いたします。
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1912年、三池炭鉱で事業展開する三井鉱山は、化学事業の端緒としてコークス製造の過程で生じるガスを利用して、化学肥料「硫安」の生産を開始するとともに、ガス・コールタールなどの副産物工場を稼働し始めました。
大牟田工場ではこの石炭化学事業を承継・発展させ、日本の近代化と戦後復興を支えた肥料事業や、精密有機合成化学事業の第一歩となる染料事業を礎に、ファインケミカル製品を展開してきました。
現在は、最高品質光学プラスチックレンズ材料、地球環境にやさしい農薬、広範な応用可能性を秘めたウレタンを三本柱として、先人から受け継いだ技術と歴史をベースに、世界最高レベルの競争力強化に取り組んでいます。
岩国大竹工場は、日本で最初の総合石油化学工場として1958年(昭和33年)4月に操業を開始しました。瀬戸内海へ注ぐ小瀬川を挟んで、山口県(岩国市、和木町)と広島県(大竹市)にまたがって立地しており、車で約20分の場所には日本三名橋の一つとして知られる錦帯橋があります。
大阪工場は、大阪の中心部から南へ約17km、関西国際空港からは北へ約25kmの距離にあり、日本でも有数の工業地帯である堺泉北臨海工業地区に位置しています。1964年に操業開始、50年以上の歴史を持ち、数々のプラントを稼働させ時代のニーズに合わせた様々な化学品を生産してきました。
また、10万トン級のタンカーが入港できる大型桟橋を所有し、製品、原料輸送のほぼ半分に船舶を利用しています。操業および物流に適した立地を十分に活かして、生産活動を行っているのが当工場の特色です。
地球環境や安全にも配慮し、皆さまの暮らしに身近な「ものづくり」を通じて、社会に広く貢献しています。
1951年に操業し、日本で初めて独自技術による塩化ビニ−ル樹脂の製造を開始したのが名古屋工場です。当時は戦後復興の時代で、工場周辺には田畑が広がっており、住宅などもまばらな状況でした。現在はマンションや商店・学校などが林立する市街地となり、街並みは様変わりしています。街並みの変化に合わせ、化学プラント中心の工場から、フィルムなどのプラスチックの精密加工を中心にする都市型工場へと変化を遂げてきました。
主に生産している製品は、電子・情報材料です。代表的な製品にIC製造プロセステープ(イクロステープ™)や、太陽電池封止シート(ソーラーエバ™)などがあります。
また、当工場では「機能加工品の中核拠点」を担うべく、生産現場力の強化、お客様第一の徹底に向けて、全社員が一丸となって取り組んでいます。
京葉工業地帯のほぼ中央に位置し、羽田空港から東京湾アクアラインを経由して、車で一時間弱の位置にあるため、東京のみならず日本各地から容易にアクセスできます。
工場の中央にエチレンプラントを配置し、エチレンやプロピレンなどの基礎原料の供給を受けて、各種の樹脂および化成品などの誘導品を生産する、わが国を代表する総合石油化学工場です。当工場内のプラントの多くは、当社が長年にわたり蓄積してきたオレフィン重合技術と酸化技術を柱とする、多彩な自社技術を駆使したもので、世界トップクラスの競争力を有しています。多種多様な製造装置群があり、石油化学品、基礎化学品の中核工場として活発な生産活動を展開しています。
茂原分工場は、東京からJR特急で1時間弱で、外房地域の中核都市である茂原市のほぼ中心部に位置しております。内房地域にある市原工場との距離は約30km(車で1時間弱)です。操業当初はメタノール、アンモニア、尿素などの製品を生産、現在は高機能製品の製造に特化しています。また、工場敷地内に国内外オペレーターの体験型教育研修施設である技術研修センターを有し、三井化学グループ全体の安全安定運転に関わる技術伝承の拠点となっています。工場に隣接する茂原研究・開発センターは、合成化学品研究所、化学品安全センター、関係会社の三井化学アグロ(株)研究開発本部があり、全社で連携して新製品・新技術の創出に取り組んでいます。
VISION HUB™ SODEGAURAは、7つの研究館と18の実験棟から構成される、三井化学の新製品・新技術開発の本拠地です。
1987年に三井石油化学工業の新技術研究開発センターとして発足し、1997年の三井化学の誕生とともに、「袖ケ浦センター」としてスタート。全国に分散していた研究開発機能を袖ヶ浦に集約しました。(2024年4月より、名称を「VISION HUB™ SODEGAURA」に変更。)
「地球環境との調和の中で、材料・物質の革新と創出を通して、高品質の製品とサービスを顧客に提供し、もっと広く社会に貢献する」という理念のもと、ライフ&ヘルスケアソリューション、モビリティソリューション、ICTソリューション、ベーシック&グリーンマテリアルズなどの幅広い分野において、"夢のあるものづくり"を進めています。