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入 社
精密化学品事業部へ
入社後、精密化学品事業部へ配属となり、樹脂添加剤や機能性溶剤、クロルペンゼン事業の担当として事業運営を行っていました。社内には尊敬できる先輩も多く、担当していた6年の間に、ビジネス面でも人間的にも大きく成長することができたと実感しています。
2006年には、部署こそ精密化学薬品事業部のままでしたが、担当する製品は、重合禁止剤やタイヤ用接着剤、フォトレジスト原料へと変わり、それらの製品の事業担当として事業の運営を行っていました。当社はB to Bというビジネスの性質上、担当するお客様も会社を代表する方ばかり。そのようなお客様とビジネスを行ってきたことは、自らの成長に寄与する大きな経験であったと感じています。
はじめての異動
工業薬品事業部へ
2009年には、9年間在籍した精密化学薬品事業部から工業薬品事業部へと異動。しかし、担当する製品に変わりはなく、以前と同様に重合禁止剤やタイヤ用接着剤、フォトレジスト原料事業を担当していました。
二度目の異動
H-プロジェクト室
兼 Kulzer GmbHへ
ドイツの歯科材料メーカーであるHeraeus Kulzer(現Kulzer)を当社が買収した2013年には、ドイツに派遣され、歯科材料のプロダクトマネジメント業務に従事することとなりました。ドイツに駐在した2年間は、国際社会におけるビジネスには、どのようなスキルや考え方が必要であるか学ぶことのできた貴重な経験だったと思っています。特に、その国々の文化や歴史を理解することが、ビジネスを円滑に進めることに繋がる、と知ることができたのは大きかったですね。
三度目の異動
サンメディカル株式会社
兼 H-プロジェクト室へ
2年間のドイツ駐在を経て、帰国。帰国後は、歯科材料メーカーであるサンメディカル株式会社に出向し、海外営業副部長というポジションで海外・国内営業のマネジメント業務を担当するとともに、国内外に向けた新製品の開発マネジメントにも携わっています。これまではプレイヤーとして事業運営に携わっていましたが、現在はマネジメントが私の主な業務となっています。また、これまでのキャリアを振り返ると、その大半が海外とのビジネス。当初は国内でのキャリア形成を思い描いていましたが、良い意味でギャップがありました。このギャップは自身の成長のためには、欠かすことのできない要素であったと実感しています。
現 在
サンメディカル株式会社
兼 H-プロジェクト室 所属
現在〜これから
前述したように、現在はマネジメントを行うポジションへと立場が変わっています。そのため、今後は自身が担当する事業だけではなく、会社経営という視点を持ちながら業務を行う必要があると感じています。これまではグッドプレイヤーであることを意識していました。しかし、これからはグッドマネージャーへと変わらなければいけないと思っています。就職活動も同じです。かつては「一生の仕事を選ぶこと」でしたが、今では「自らのキャリア形成を考える場」へと変わりつつあります。当社は、自らを成長させるキャリアを積むための環境が整った会社であると思います。ぜひ、三井化学という「成長の場」に飛び込んでみてください。