成長できる環境に惹かれ、
自ら異動を志望。
入社後3年間は、工場にて原価計算や固定資産管理などの経理業務を担当していました。2021年からは、三井化学とアメリカのダウ・ケミカルのジョイントベンチャーある、三井・ダウ ポリケミカルで経理スタッフとして働いています。本社の経理部は会社の規模が大きいため、財務・税務など領域ごとにグループが分かれているのですが、会社の規模がコンパクトな関係会社では、経理スタッフが各領域の経理業務を幅広く担当しています。私自身、まず特定の領域に注力するよりは、色々な業務を担当して知識・経験を積みたいと考え、工場の次は関係会社への異動を志望していました。念願叶って現部署に配属となり、計算書類(貸借対照表・損益計算書等)の作成、法人税の計算、監査法人や銀行の窓口、資金繰りなど、さまざまな経理業務を担当しています。
経理は縁の下から、人と企業を支える存在。
経理の業務は、事業の大きなプロジェクトを進めるというよりは、法令に準拠した正しい会計処理や適切な経営管理を行うため、常に周りの方々をサポートする仕事だと思っています。日々のさまざまな問い合わせへの対応を通じて、例えば他部署の方の会計処理方法に関する疑問を解消するなど、多くの方の役に立てていると実感できます。社内の方とやりとりするときは、経理に関する専門知識を伝えることが必要になるため、相手の視点に立ち、理解していただけるようできるだけ分かりやすい説明を心がけています。また、現在は資金繰りの業務も担当しているのですが、業務を通じて、会社の売上や仕入などに関する入金・出金の流れが把握できるようになりました。事業活動に必要不可欠な"資金"を扱う資金繰りは、入社当時に勤務していた工場では触れてこなかった領域なので、とても貴重な経験であり、やりがいのひとつですね。会社の事業継続にとって重要な役割を担っていることに、日々責任感とやりがいを感じます。
人を大切にする姿勢に魅力を感じ、
入社を決意。
就職活動では、経理や人事などのバックオフィス系の業務で専門性を身につけながら、社内の人々に還元する仕事が自分に合っていると思い、はじめはあらゆる業界を視野に入れていましたね。たくさんの企業の話を聞く中で、さまざまな製品に使用されている素材を開発・製造することで社会に大きく貢献している化学メーカーに魅力を感じるようになりました。しかし、経理はどの企業にも存在する仕事。働く上で何を基準にして志望するかを悩んでいたところに、三井化学と出会いました。新卒採用において、企業は数え切れないほどの学生を相手にすると思います。一人ひとりとじっくりと対話する時間もない中で、三井化学は初回の面接からしっかりと時間をとって話を聞いてくれました。内定をいただいた後も、どこに入社するか悩んでいたところ、私の答えが出るまで寛容に待ってもらえました。一人ひとりと向き合い、大切にしてくれる企業だと強く感じ、安心して入社を決めることができました。
経理のエキスパートになり、
より多くの人の期待に応えたい。
現部署での経理業務を経験し、一口に経理といっても、業務内容には非常に幅があることを実感しました。今後は数年ごとにローテーションで部署異動する形になると思いますが、私その中で特に自身が注力したい分野を見つけ、その分野のエキスパートになりたいと考えています。また、経理は業務上社内の方とやりとりする機会が多いため、社内の方から信頼される存在になることが、経理人材として成長する上で非常に大切だと考えています。そのためには、専門知識に加え、その内容をわかりやすく説明する能力やコミュニケーションスキルが必要になります。これからはどの部署からも信頼されるような知識やスキルを身につけ、今よりも多くの方々を支えていきたいですね。
Private
工場経理の皆さんと職場旅行で白浜へ行った時の、宿での社員です。
幹事を務め、行先を考えるところからバス・宿の手配まで、同僚の皆さんが喜んで頂けるよう色々準備したことが、とても良い思い出です。
国内外問わず旅行が好きで、特にヨーロッパの街並みがお気に入りです。写真はロンドンに行った時のものです。大阪工場に勤務時代は関西国際空港が近いためよく利用していました。