変わろうとする姿勢と
チャレンジングな環境に惹かれた。
私が就職活動をしていた時、三井化学は変革期の真っただ中でした。そういった時期に立ち会うことのできる機会は滅多にないと考え、三井化学への入社を決めました。これだけの大きな会社でありながら、変わろうとしている、その姿勢に共感もしていましたね。当時は業績も芳しくなかったのですが、そんな厳しい状況だからこそ、自身の成長にもつながるチャンスがあるとも考えていました。また、少数精鋭という点も大きかったですね。単純に100人規模で採用する企業と比べた時、三井化学は一人ひとりの裁量が大きく、チャレンジングな環境であると思ったのです。変わっていこうとする姿勢にも共感しましたが、チャレンジするチャンスを与えてくれると感じたことも三井化学を選んだ理由ですね。
私たちのつくる素材が、
理想を現実にする。
入社後は不織布グループ衛生材チームに配属、主におむつメーカーの担当営業として既存商品の改善提案や新しい素材の提案を行っています。仕事の流れとしては、お客様からの要望や当社からの提案に対するフィードバックをもとに、研究開発や製造、生産管理等、複数の関係者とともに製品の設計~生産~デリバリーまでをアレンジし、お客様のニーズに応えていきます。たとえば、フィット感や柔らかい触り心地、といった開発コンセプトの商品の場合、素材には伸縮性や柔軟性といった機能が求められます。「柔軟性」という機能一つをとっても多種多様なニーズがあり、それを的確に捉え、自社製品に落とし込むことはそう容易ではありません。お客様が理想とする商品機能を素材で実現していくこと、それが私の仕事です。単に製品を販売するのではなく、開発にも携わることができる。それが素材営業の面白いところですね。
1年目に任された、
社内外でリーダーになる仕事。
実は不織布は梱包に注意を払う必要のある製品。高品質でも梱包に問題があると輸送中に製品が動き、ダメージを与えてしまうこともあるのです。そして、そのダメージが不具合に繋がることもあります。実際、お客様の工場で不具合が起こっており、早急な改善を求められていました。まず行ったことは、現行仕様に至った経緯や輸送による影響を調査した上で幾つかの新しい梱包方法を考え、実際に生産、納品するというテスト。各パターンの費用対効果や作業効率等を確認し、お客様からの意見も踏まえた上で調整を重ねました。結果、梱包の問題は無事改善。梱包形態を変えるという単純なテストでしたが、社内外の複数の関係者が関わるため、議論が紛糾することもありました。お客様、自社、社外関係者の間に立ち、バランスを取ることが大変でしたね。1年目に、一人で任された案件だったので、非常に印象に残っています。
現場を知ることで、
本当に必要な人材育成が見える。
現在は営業として働いていますが、実は、入社当初から人事として人材育成の業務に携わりたいという想いがあります。今は、将来的に人材育成に携わることを見据えて、営業をはじめ、幅広く職種を経験していきたいと考えています。たとえば、三井化学が掲げているグローバル化やダイバーシティを実現するためには、どのようなビジネス展開をしていく必要があるのか、そのビジネスにはどのような人材や育成方針が必要なのか、ということを現場の第一線で感じ取っていきたいですね。そしてその経験を人事面・育成面で活かしたいと思っています。実際、現場にいるからこそ感じるギャップも多くあります。現場での課題を解決できるような研修や人材育成を導入して、教育の分野から三井化学を変えていくこと、それが私の目標です。
Private
バスケットボールが大好きで、中学と高校はバスケットボール部、大学時代はバスケットボールサークルでした。Bリーグや3on3の試合をよく観に行っています。プレーすることも好きで、会社のバスケットボール部にも所属し、大会に参加することもあります。
同期同士仲が良く、千葉の工場や研究所の同期とも、年に1~2回ほど旅行にも行っています。長瀞や山梨へラフティングに行ったり、スノーボードに行ったりしましたね。写真は新潟へスノーボードに行った時の1枚です。