管理しているのは、
私たちの生活に欠かせない材料。
私は現在、機動性コンパウンド事業部に所属しています。この部署では自動車・食品包材・ICT市場向けの機能樹脂製品を取り扱っており、私はその品目のひとつであるアーレンを担当しています。アーレンは融点320°Cという高耐熱性と高い摩耗性をもつため、電気・電子製品やモビリティの部品など、多岐にわたる用途に使用されています。ほとんどのスマートフォンや自動車の部品に採用されているので、私たちの生活において欠かせない材料といえますね。私の業務は主に需給管理担当として、製品および原料の在庫管理や生産計画を実施すること。生産拠点や原料サプライヤーと情報共有をして、アーレンの生産数量を管理し、顧客向け販売数量を確保する調整役を担っています。2022年に担当になったばかりなので、まだまだ覚えることがたくさんありますが、この分野の専門家を目指して日々試行錯誤しています。
長年務めてきた業務から心機一転。
新天地で自身のスキルを高める。
私はこの事業部に配属される前は入社から13年間、物流部に所属していました。当社の製品や原材料の保管・輸送・荷役・包装などモノの流れ全般を担う部署です。私はその一員として事業を支える側となり、国内の工場や海外のプラントなど、勤務地を変えながらさまざまな業務を経験してきました。次のステップとして、外から支える立場から実際に事業を動かしていくような立場で仕事をしてみたいと考えていたところ、機能性コンパウンド事業部からお声がけがあり、これも何かの縁だと感じ、現在の部署に配属となりました。担当する業務は大きく変わりましたが、物流部で培ってきた経験・人脈のおかげで、国をまたがってモノが行き交う際に起こる影響や障壁に対し、多くの方のサポートを借りながら解決の道筋を立てることができます。活かせるスキルがあると同時に、今まで気づかなかった視点や学びもかなり多く、慣れていくうちに自分の視野が広がっていくやりがいを感じます。
自社の制度を活用し、
夢を叶えることができた。
三井化学は海外で働きたいという方にもぴったりの企業だと思います。当社には30歳未満の若手社員を対象とする海外実務派遣研修制度があり、私は物流部時代にその制度を活用させていただき、約2年シンガポールに勤務していました。海外で働くのが夢で、それが三井化学に入社する理由のひとつでもあったため、若いうちから実現できたのは嬉しかったですね。現地では新しいプラント建設が進んでおり、私はその工程のひとつである物流スキームの立ち上げに携わりました。プラントを立ち上げるということは、そこにモノが作られ、モノが流れる環境が生まれます。作られたモノを滞りなく出荷・輸送できるように整備することが私の役割でした。大規模なプロジェクトなので、関わる機会は滅多にないことだと思います。私自身、プラント建設に携わるのは初めてだったので当時はプレッシャーがありましたが、その一端を担うことができ、とても貴重な経験でした。
ここは、年齢・キャリア関係なく
幅広い経験を積める場所。
三井化学は本人のチャレンジ精神を尊重してくれる会社だと思います。私のように長い間ひとつの部署で勤務してから、新天地への異動も支援してくれるので、年齢・キャリア関係なくさまざまな場所で経験を積むことができます。私の場合、物流部には13年間所属していたということもあり、トラブルが起きても経験則からどのような対応策を講じれば良いかある程度判断できましたが、現在の部署では判断に迷うことが多く、学ぶことだらけで毎日が新鮮。自身の成長を実感することができるので、この環境に導いてくれた三井化学には感謝しています。これからの目標としては、まずは需給管理を極めること。いただいたチャンスを無駄にせず、自身の武器と言えるものを増やしていきたいです。
Private
岐阜の実家に家族で帰省した際に寄った淡水水族館での一枚です。普段は仕事や家事もあり、時間を気にしながら遊ぶことばかりですが、実家では父母が家事を担ってくれるので、ありがたく甘えています。時間を気にせず子どもと一緒に遊べる時間を大切にしています。
子どもが外で遊ぶのを楽しむようになってからは、ほぼ毎週末、近所の公園に通っています。テレワーク制度の浸透で、私自身出社日数よりも公園に行く日数の方が多い月もあるくらいです。