三井化学では、廃プラスチックを原料とした熱分解油(廃プラ分解油)を、2024年3月に当社大阪工場のクラッカーへ投入し、マスバランス方式によるケミカルリサイクル由来の誘導品(化学品・プラスチック)の製造・販売を開始しています。
素材
C2H4
素材
C3H6
素材
C6H6
素材
C6H5OH
素材
C15H16O2
素材
C3H6O
素材
C2H4O
素材
CH4N2O
素材
ポリプロピレン
素材
自動車向けPPコンパウンド
素材
ポリエチレン
(メタロセンC6-LLDPE)
素材
ポリエチレン(メタロセンHDPE)
素材
ポリエチレン(C6-LLDPE)
素材
ポリエチレン(C4-LLDPE)
素材
低密度ポリエチレン(LDPE)
素材
ポリエチレン(HDPE)
素材
エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)
素材
エラストマー
素材
EPDM(エチレン・プロピレン・ゴム)
素材
PPフィルム各製品
無延伸ポリプロピレンフィルムの…
素材
C9H10
素材
C6H12
素材
パラ・ジイソプロピルベンゼンC12H18
素材
アンモニア(NH3)
素材
エチレングリコール(C2H6O2)
素材
DMAE(C4H11NO)
素材
ジエチレングリコール(C4H10O3)
素材
ハイドロキノン(C6H6O2)
素材
超高分子量ポリエチレン
素材
トルエン(C7H8)
素材
PEG
素材
ポリメチルペンテン
素材
メタ/パラクレゾール
素材
C4留分(ブタンーブテン留分)
素材
C5留分
素材
エポキシ樹脂
素材
メラミン(C3H6N6)
素材
イソプロピルアルコール(C3H8O)
素材
メチルイソブチルケトン(C6H12O)
素材
トルエンジイソシアネート(C9H6N2O2)
廃プラなどの廃棄物を原料として捉え、製品原料として再利用するリサイクル方法です。リユースに次いで環境負荷が低いアプローチであり、三井化学グループとしては、サーキュラーエコノミーの実現に貢献するため、よりリサイクルしやすい(Recyclability)技術や設計の提案を進めています。
ケミカルリサイクルとは、廃プラなどの使用済み資源を化学的・熱的に処理・分解して、分解油や合成ガスといった原料やモノマーに戻し、再度プラスチックや化学品としてリサイクルするアプローチです。廃プラは異素材が混合していたり、そもそも包装材料などは複合素材が多いため、マテリアルリサイクルでは処理できないものも多く、ケミカルリサイクルの社会実装に期待されています。
プラスチックごみ問題、海洋ごみ問題などの解決、サーキュラーエコノミーの実現に向けて様々な団体との連携を進めています。