社員と触れ合うことで感じた、
自分が求めていた環境。
学生時代に専攻していた化学工学の知識を活かせる化学メーカーを志望していたのですが、面接等で社員と話した際に、雰囲気の良さを感じたことが三井化学への入社の決め手となりました。出会った人が全員、親しみやすい雰囲気で硬さもありませんでした。上司であっても言いたいことが言える、そんな雰囲気を感じ取ることができたのです。面接では研究内容などの話だけではなく、私の人間性を見ようとする質問が多く、人を大切にしている会社なのだと感じましたね。自分の素の部分を受け入れてくれたと感じられたことも大きかったです。入社後も、ギャップを感じることもなく、イメージ通りの雰囲気だと思っています。同期や先輩も自由で個性的な人が多く、みんな自分の意見をはっきりと言いますね。
初めて製品をつくり上げた喜びを
今でも覚えている。
現在、私が所属しているのは健康に関連する製品をつくるヘルスケア課。ここでメガネレンズの原料となるモノマープラントの運転管理や合理化等を担当しています。当社の採用数は、規模からするとかなり少数なので、入社してすぐに大きな仕事を任せてもらえるのでは、と期待をしていました。実際、入社後まもなく、何百万・何千万という金額を投資した、樹脂プラントの合理化という大きな案件を担当しています。3年目には、新製品を試作する案件を担当し、スケジュール管理から反応機の設計、製造まで、全て任せてもらいました。経験不足から、何度も壁にぶつかったのですが、自分が設計した反応機を使って新製品の試作を完了することができました。この時の喜びは今でも覚えています。
大切なのは、「これくらい」ではなく
「これだけやった」という自信を持つこと。
入社してすぐの頃から、大きな案件にチャレンジする機会をもらっていたので、その分、失敗の数も多いと感じています。1年目に、数百万円の予算をかけて、ある設備を新規で導入する案件を担当したのですが、これは1つの失敗例です。私が検討を重ね、「これくらい検討すれば大丈夫だろう」と思い、設計を進め、導入を決めたのですが、いざスタートしてみると期待していたほどの効果を得ることができなかったのです。これは自分の経験不足が招いた失敗で、設計が十分なものではなかったことが原因でした。「ここまでやれば十分」という判断が甘かったんですね。この経験は「これくらいで大丈夫」ではなく、「ここまでやったから大丈夫」と自信を持って言えるところまでやらなければいけないという教訓になりました。今もその想いを大切にしています。
生産技術という仕事を突き詰めるため、
幅広い経験を積みたい。
入社以来ずっと生産技術スタッフとして生産現場で働いており、今後も実生産に関わる仕事を続けていきたいと考えているのですが、実は生産技術の研究関係に挑戦してみたいという想いもあります。私たちは、実験室でつくったものをベースにして、スケールアップを経て、実際にプラントで生産するのですが、生産現場だけでなく、その前段階であるスケールアップに関する研究領域が、どのようなことをしているのか知ることができれば、仕事の幅を広げることができると考えています。自分の領域外の知識や経験を積み重ねていくことで、今の生産技術の仕事をさらに突き詰めるために必要となる、広い視野を持つことができればと思っています。
Private
野球好きで小学校と中学校で野球をやっていました。ドームへ観戦にもよく行っています。写真もドームで撮ったものです。
最近買ったマイカーで気ままにドライブすることも多いですね。大牟田は近くに温泉も多いので、そこでのんびり過ごすことも多いです。写真は九州と佐賀の離島である加部島を結ぶ呼子大橋です。
大阪出身なので、連休がある時は大阪に帰ることもあります。大阪ではサッカーをよく観に行きます。ガンバ大阪のファンで、写真はスタジアムで撮ったものです。