社員と触れ合い、やりたいことを
見つけられると実感した。
大学では化学工学を専攻しており、製造環境や工場などから発生する排気ガス・二酸化炭素を回収し、クリーンな空気を生む研究に取り組んでいました。就職活動では、当時自分の中で将来何をしていきたいかという明確なビジョンがなく、まずは化学工学で学んだ知識を活かせる企業がベストだと考え、素材メーカーを中心に自分に合う企業を探していました。その中で、出会ったのが三井化学です。定期的に開催される座談会に参加し、社員の方々のお話を聞くと、さまざまなバックグラウンドを持った方が活躍している実態を知りました。そして、この企業ならやりたいことを見つけられるのではないかと感じたのが志望のきっかけです。面談ではフランクな一面を持つ一方で、仕事のお話になるとやる気あふれる雰囲気に魅力を感じ、自身もこうなりたいと強く思いました。
大切なのはお客様を
丁寧に解決へと導くこと。
2020年に入社してから現在まで、私はポリエチレンやポリプロピレンの製造に必要な触媒の製造業務を担当しています。ひと括りに触媒といっても銘柄によって使用方法はそれぞれ変わります。私の業務は製造中に発生したトラブルの対応や、運転改善・製造コスト削減の検討を行うこと。化学に絶対はないので、トラブルが起きたとしても常に対応できる心構えが大切です。何より重要なのは、丁寧に解決へと導いていくこと。以前、お客様から触媒を用いた製造が上手く実施できないというご依頼をお受けしました。何が原因となっているのかお客様のお話をじっくりお聞きし、トラブルを解決するための改善案を提案しました。その改善案を導くまでは実験と検証を繰り返す地道で大変なものだったのですが、無事お約束した期限通りに解決することができ、お客様からとても喜ばれました。お客様のために、一つひとつ着実に解決に近づいていく。それを乗り越えたときのやりがいが、この仕事の醍醐味です。
周りが支えてくれるから、
未知の分野でも安心できる。
先ほどお話ししたように、私は大学で化学工学を専攻し、クリーンな空気を生む研究をしておりましたが、現在は触媒に関する業務を担当しています。三井化学では私のように学生時代に学んできたことと異なる分野に配属されることがありますが、先輩社員ができるようになるまで教えてくれるので安心して働けると思います。私の場合、触媒は未知の分野でわからないことだらけだったので最初は不安でしたが、周りの方々から優しく教えていただけたおかげで、早いうちから仕事に慣れることができました。もちろん、学生時代の学びを三井化学でも続けていきたい場合は、自ら希望することで近しい分野に配属していただくことも可能です。三井化学は、「新たな分野に携わってみたい」という方と「学んできたことをより深く研究していきたい」という方、どちらの希望も叶えられる場所だと思います。
三井化学で挑戦したい2つのこと。
今後、三井化学で2つのことに挑戦したいと考えています。ひとつは海外プラントの運営に携わることです。私の担当する触媒は海外にも製造プラントがあるので、現地の方とコミュニケーションを取り、触媒製造業務の専門性を深めていきたいです。海外で働くためには言語の壁がありますが、まずそれを乗り越えること。就職活動のとき魅力に感じた、さまざまなバックグラウンドをもつ方とたくさん触れ合える絶好の機会なので、いつ声が掛かっても良いように、日々勉強しています。もうひとつは、大きな投融資案件を担当することです。現在は流量計設置など小規模の案件を担当していますが、自身の成長に合わせて、今後は大型機器の設置や運営など製造業務の根幹に関わるような案件を担当したいですね
Private
社会人になってから趣味を増やしたいと考え登山を始めました。道中苦しくても山頂に到着した時の達成感が楽しく、また登りたいという気持ちになります。
雪国出身なので冬は毎週末ゲレンデに行ってスノーボードをしています。1日に7,8時間滑ることもあり、日ごろの運動不足解消&ストレス発散になっています。