パッケージング
食品や日用品、電子機器や医薬品・医療機器など、あらゆる製品の価値と品質を保ち、私たちの暮らしを支えているパッケージング。こうした内容物の保護に加え、輸送・保管・使用の各シーンでの利便性向上、内容物に関する各種情報の伝達といった側面でも、パッケージングは重要な役割を担っており、使用される分野や状況で様々な機能が求められます。
一方、持続可能な社会を実現するには、温室効果ガス(GHG)の排出量削減、廃棄物の発生抑制、資源循環などの取り組みを推進し、環境負荷の低減を図っていくことが重要です。特にパッケージはワンウェイで使用されることも多いため、環境対応を迅速に進めていく必要があります。
こうした中で、三井化学ではパッケージングの機能性とサステナブル化の両立に向け、「リサイクルしやすい設計」、「再生材の使用」、「バイオマス由来原料の使用」、「紙包装の易リサイクル化」、「PFASフリー」、「トレーサビリティ」といった6領域を中心に新たなソリューションを提供しています。
-
リサイクルしやすい設計
軟包装は、賞味期間の延長などの機能を持たせるため、複合材をすることが多く、分別やリサイクルすることが難しいといった課題解決に向け、「モノマテリアル化」(単一素材を基本とした包装設計)に寄与する各種材料を提供しています。これは、リサイクルすることを前提に、材料の使い方をできるだけシンプルにしながら、包装として必要な機能を確保するための取り組みになります。
準備中 -
リサイクルと再生材使用
マテリアルリサイクル(メカニカルリサイクル)による再生材の機能性及び品質向上に寄与する相容化材・改質材や技術、さらにケミカルリサイクルの活用により、パッケージングにおける資源循環を促進させる取り組みを進めています。これにより、再生材の用途拡大、廃プラスチック削減、化石由来原料の新規使用削減、GHG排出量削減に貢献します。
準備中 -
バイオマス由来原料の使用
高い安全性や衛生性が求められる軟包装の食品接触層をはじめ、多種多様なパッケージングの構成材として使用できるバイオマス由来原料を展開しています。特に、マスバランス方式によるバイオマスナフサ誘導品は、従来材料と全く同等の物性や加工性を有しており、容器包装用途での素材転換を加速させるソリューションです。これらの取り組みは、GHG排出量におけるScope3 カテゴリ1の削減につながります。
準備中 -
紙包装の易リサイクル化
紙包装は、パッケージングとしての機能を持たせるため、一般的にプラスチックフィルムなどの他素材との複合材で構成されています。そのため、紙包装はリサイクルすることが難しい(既存の紙のリサイクル工程を阻害する)という課題の解決につながるソリューション提案を行っています。
詳しく見る -
PFASフリー
PFASは、これまで紙の容器包装において、必要な機能を付与する目的で使われてきた材料の一つですが、残留性などの側面から、近年では使用のあり方が見直されるようになってきました。こうした中で、PFASを使わずに容器包装に必要な機能を持たせることができる、PFASフリーな代替材のラインナップ拡充に取り組んでいます。
詳しく見る -
トレーサビリティ
軟包装のように回収やリサイクルの工程が複雑になりやすい分野では、材料の由来や履歴を把握できるトレーサビリティの確保が不可欠です。こうしたトレーサビリティの課題解決に向け、プラスチックリサイクルにおいて必要とされる材料情報、物性情報、品質情報、リサイクル材比率などの各情報とサプライチェーンの各段階での製品番号、シリアル番号を紐づけて保管することで、プラスチックリサイクルのトレーサビリティを実現するWebアプリケーション「RePLAYER®トレーサビリティプラットフォーム」を展開しています。
特設サイト