フィルム、多層シート、ボトルなどでマテリアルリサイクル(メカニカルリサイクル)材の採用を検討する場合、異種プラスチック混合時の物性低下をいかに抑制できるかが、大きな課題になっています。そこで、三井化学グループでは、様々な異種プラスチックを混合するシーンに対応した相容化材群をラインアップし、マテリアルリサイクルによる再生材の機能性及び品質の向上に貢献しています。
また、食品接触用途など法規制で定められた厳格な基準をクリアする必要がある分野では、バージン材と同等の物性・品質が求められるため、こうした要求に対応可能なケミカルリサイクルによる再生材の製品群も拡充し、サーキュラーエコノミーの実現を目指しています。
三井化学のソリューション
マテリアルリサイクルの物性低下を抑制する相容化材
アドマー®
(接着性ポリオレフィン)
製造工程で発生するポリオレフィンと極性材料を含む端材やスクラップを使ったリグラインド(回収材)に添加することで、耐衝撃性や破断点強度等の物性を改善
リサイクルの工程イメージ
銘柄
| 基礎物性 | RA105 | QE800 | |
|---|---|---|---|
| ベース樹脂 | LLDPE | hPP | |
| MFR(190℃) | g/10min | 4.0 | ─ |
| MFR(230℃) | g/10min | ─ | 9.1 |
| 密度 | g/cm3 | 0.92 | 0.91 |
タフマー®
(αオレフィンコポリマー)
異種樹脂の混合、フィラー配合により低下する物性(耐衝撃性、引張物性(伸び)等)を改善
廃プラスチック(混合プラ)改質例
※各データは実測値であり、保証値ではありません。
ハイミラン®
(アイオノマー樹脂)
※三井・ダウ ポリケミカルが製造販売
ポリアミド樹脂との相容性に優れ、リサイクルされたポリアミド樹脂の改質材としての可能性があります
- リサイクルポリアミドの成型性(溶融粘度改質)、耐衝撃性、耐ピンホール性が改良
- ポリアミド+PEブレンド物の相容化剤としての活用
ケミカルリサイクル
三井化学グループのケミカルリサイクルに関する取り組みは こちら を、また現在ご提供しているケミカルリサイクル製品一覧は こちら をご参照ください。
ケミカルリサイクル採用事例集
資料のPOINT
- ケミカルリサイクルを社会実装した国内外企業による20の先進事例を紹介
- これまで機能や品質面等からリサイクル材の実装が困難だった領域で、プラスチック資源の循環を検討されている方におすすめ
- サプライチェーン全体の連携により、資源循環を促進させるヒントになるような成功事例を多数掲載
