トップメッセージ 株主・投資家の皆様へ

2019年12月16日 更新

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

2019年度上半期の業績は、米国及び中国の通商政策の対立の激化や中国経済の減速等の厳しい事業環境を背景として、営業利益は前中間期比152億円減の345億円となりました。基盤素材事業において、製品市況の悪化、ナフサ価格の下落に伴う在庫評価の影響等の要因が重なったことによるものです。このような状況と不透明感や停滞感が増している今後の経済情勢等を踏まえ、通期の営業利益(予想)は、当初計画から210億円減額し、840億円としました。

配当については、株主還元の安定性及び継続性を勘案し、中間50円(前中間期と同額)とします。引き続き、総還元性向30%以上を目指してまいります。

今後の成長に向けて、長期経営計画の取り組みから手応えも感じており、モビリティ、ヘルスケア、フード&パッケージングの成長3領域の通期営業利益は3年連続の増益を見込んでいます。とりわけ、モビリティでは、自動車の世界生産が鈍化するなかでも、燃費向上や電動化へのニーズは強まっています。当社グループが注力しているバンパー等の軽量化に貢献することができるポリプロピレン・コンパウンドについては、堅調な販売を継続しています。引き続き、このような市場の拡大が見込まれる成長3領域の拡大と基盤素材の競争力強化に注力してまいります。

私たちは、長期経営計画のもと、新たな顧客価値を創造し、事業活動を通じて社会課題の解決を目指してまいります。

株主の皆様におかれましては、何卒倍旧のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2019年12月 代表取締役社長 淡輪 敏

プロフィール

代表取締役社長 淡輪敏

福岡県出身。1976年入社。
アルジェリアでのコンビナート建設、基礎化学品事業におけるマーケティング・販売を経験。その後人事部門で諸制度改定等に携わる。これらを通じて「新生」三井化学の礎を築く。
2010年常務執行役員に就任、2012年より全事業本部を統括。
2013年より専務執行役員として事業構造改革の推進とともに、2014中期経営計画策定に携わる。
2014年4月より代表取締役社長に就任。