モビリティソリューション

事業ビジョン ( 2030年のありたい姿 )

特徴のある材料・機能・サービスの提供により社会課題解決に貢献し、
持続的な事業成長を実現します。

事業ビジョン

社会課題・ニーズ

  • サプライチェーンにおける環境負荷軽減
  • 軽量化、リサイクル材、バイオマス材等サステナブルマテリアルの活用
  • 省エネルギーや再生可能エネルギーの利活用拡大
  • CASEやMaaSの進展による移動空間としての快適性の向上や車室の高機能化

事業課題

市場変化や需要増加に対応するための生産供給能力の不足、および柔軟な生産体制の構築

環境分析・戦略

リスクと機会

  • 世界的な景気停滞やサプライチェーンの混乱による自動車需要・生産の回復遅れ
  • 自動車関連製品の開発サイクルや重要なプレイヤーの変化
  • 自動車における軽量化・快適性向上・電装化などに伴う素材開発へのニーズ拡大
  • 環境負荷低減の取り組み加速を背景としたリサイクル材料・バイオ材料の活用拡大
  • 移動体としてのモビリティのサービス化によるソリューションビジネス機会の創出・拡大

競争優位性

  • 幅広い材料ラインナップ
  • 高い技術力と品質
  • グローバルネットワークを活かした幅広い顧客基盤
  • 技術サービス
  • バリューチェーンを通じたトータルソリューション提案力

戦略

素材提供型ビジネス

  • 「高成長 & サステナビリティへの貢献」×「競争優位」な領域に対する販売・開発の集中
  • 需要に応じた生産能力増強、グローバル拠点を最大活用したレジリエントな生産体制の構築

ソリューション型ビジネス

  • 当社グループが保有する機能・技術・素材と、他社との連携により創出するコンセプトブッシュ型ビジネスの推進
  • 当社グループが保有する技術・知見を活かしたサービス提供による事業機会探索

主要製品・関連会社

素材提供型ビジネス

エラストマー重合製品

エチレン・プロピレンゴム( 三井EPT)、 α-オレフィンコポリマー( タフマー® )、
液状ポリオレフィンオリゴマー( ルーカント®

複合材料製品

接着性ポリオレフィン( アドマー®)、 熱可塑性エラストマー( ミラストマー®)、
エンジニアリングプラスチック( アーレン®)、PPコンパウンド、
金属樹脂一体成形部品( ポリメタック®)、不飽和ポリエステル(ポリホープ®)、
成形用コンパンド(ポリマール®マット)

エラストマー重合製品
複合材料製品

ソリューション型ビジネス

関連会社

ARRKグループ、
ARRKグループ
共和工業株式会社
共和工業株式会社

Pick Upエラストマー重合製品:タフマー®
― 他用途展開・高付加価値化による収益力強化と、需要伸長に向けた供給体制の強化―

三井化学グループのタフマー®は、自動車用バンパー・インパネ用材料向けとして世界シェア2位、アジアシェア1位を誇っています。
タフマー®は柔軟性や軽量といった特長を持ち、幅広い用途に対応する樹脂改質材・軟質成形材料です。現在、各国政府が推進する再生可能エネルギーの普及を背景に、太陽電池市場は急速に拡大しており、タフマー®はその封止シート向けに採用が拡がっています。太陽電池用封止材用途では、従来のEVA系封止シートと比較して、タフマー®は長期間の出力維持が期待でき、総発電量向上が見込まれるほか、吸水率が低いため耐水性が向上し、厳しい環境下でも発電を持続できるという利点があります。
今後の太陽光発電市場の伸長や、さらなる他用途展開による成長需要の獲得を目指し、12万tの生産能力増強(2024年度完工予定)を意思決定し、供給体制の強化を図っていきます。

太陽光発電市場予測
太陽光発電市場予測

Topicsマテリアルリサイクルの取り組み
―リサイクルシステムの構築により、サステナブルな社会の実現に貢献―

当社グループでは、ケミカルリサイクルおよびマテリアルリサイクルの社会実装実現に向け、自治体やブランドオーナーとの連携を通じて、資源の回収から再資源化の実証実験を行うとともに、リサイクル関連技術の開発に取り組んでいます。
この一環として、当事業本部では、プラスチックのリサイクル工程において自動車の燃料タンク等に採用されているアドマー®を添加することにより、リサイクル材に対し相溶性の付与および耐衝撃性の低下を抑制する取り組みを行っており、これにより、プラスチックリサイクルのさらなる普及への貢献が見込まれます。

マテリアルリサイクルの取り組み