2025長期経営計画で新たにターゲット事業領域に加わった
「新事業・次世代事業」では、三井化学グループの「ナレッジ」を基に、
新たな可能性に挑みます。10年後、20年後の未来に大きな花を咲かせるため、
我々のタネ蒔きは、既にスタートしています。


センター長
善光 洋文
事業ビジョン
新事業領域の使命
新事業領域の使命は、大きく変化する社会の中で新たな顧客価値を提供する事業を生み出すことです。各事業本部、新ヘルスケア事業開発室、新モビリティー事業開発室、新事業開発センターがそれぞれ連携しながら、従来にない製品やサービスの開発を進めています。
その一翼を担う新事業センターのミッションは「新しいビジネスモデルへの挑戦」。その方針は「着眼大局、着手小局」。オープン・イノベーションによるベンチャー企業やアカデミアの連携も活用し、当社グループの「ナレッジ」を売るという新しいビジネスモデルやICT材料、ロボット材料のような先進材料事業にも挑んでいます。
新事業開発体制

新事業開発センターの分掌
- ① 新事業の探索・創出
- ② 4事業領域を含むすべての領域における新事業テーマ探索およびアーリーステージ開発
- ③ ベンチャー投資や社外情報ネットワークなどを通じた、市場や技術動向などの迅速な情報収集および関係部署への発信
- ④ 担当する新事業に関する事業戦略の策定、展開・推進、管理
- ⑤ 担当する商品および所管関係会社の管理業務
デジタル化に貢献するICT材料事業を次期強化ドメインへ
既にモビリティ事業部などの各セグメントにおいて、半導体分野からディスプレイ&イメージング、センシング、電子部品材料など幅広い分野で展開しているICT関連材について、有機的に一体化してつなげていき、次期強化ドメインとしてさらなる新事業創出を加速していきます。まずは売上1,000億円規模を目指し開発を進めていきます。

戦略製品ラインアップ
新ヘルスケア事業開発室

ヘルスケア分野において、新規製品の開発で次世代事業の創出とビジネスモデルを構築しQuality of Life向上に貢献します。
睡眠時無呼吸症候群用マウスピース
TouchFocus®(タッチフォーカス®)
ワンタッチで遠近を瞬時に切り替えられる、次世代アイウェア
新モビリティ事業開発室

重点市場である自動車分野において、総合力を駆使し全社横断マーケティング活動を推進します。
最重要セグメントであるモビリティ領域において、金属樹脂一体成型品事業「ポリメタック」及び次世代LiB事業などの新事業創出も進めています。
マルチマテリアル対応・複合化
ソリューション提供の事業化
- 金型等ソリューション事業
- 電池材料
- 異種材料接合部材
次世代事業開発室

経営環境が激変する中、スピーディな事業・収益の拡大及び企業価値向上を図るため、新しい市場領域における次世代大型事業を創出します。
エネルギーソリューション事業
- 発電事業
- 太陽光発電診断事業
アグリソリューション事業
- 節資源型作物栽培システムiCAST
IoTソリューション事業
- 圧電センサ ピエゾラ®
- 圧電フィルム ミューフレックス®
- 透明ポリイミド用ワニス エクリオス®
- 次世代ディスプレイ材料
コーポレートベンチャリング
ロボット材料事業開発室
事業部
新事業のBlue Value®・Rose Value®
- CO2を減らす
太陽光パネルの品質確認により発電所の発電能力低下を抑制し、GHGを削減。
