ケミベスト®

ポリオレフィン多分岐繊維

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ミクロン単位に多分岐繊維化したポリオレフィン綿状ファイバー

主な用途

塗料・接着剤添加材、チクソ材

用途分類

特性分類

  • 耐薬品性
  • 相溶性
  • チクソトロピー性
  • タレ防止性
  • 分散性
  • 捕捉性
  • 形成性
  • エンボス加工性
  • 表面平滑性
  • 耐酸性
  • 耐アルカリ性
  • 補足性
  • 増粘
  • 基本情報

概要

ケミベストはポリオレフィン合成パルプ(SWP)を乾燥・解繊して有機溶媒や水に分散しやすい形態にした多分岐繊維です。 塗料・接着剤・シーリング材のチクソ剤・タレ防止剤、無機フィラーの分散・捕捉材、及び繊維状製品のバインダ材の用途など、幅広い分野で使用されています。

特性

チクソトロピー性・タレ防止性

各種塗料、接着剤、シーリング材に添加することにより、非常に優れたチクソトロピー性を付与します。 ケミベストは多分岐構造体(幹が数十ミクロン、枝葉が数ミクロン)であるため、ケミベスト同士の絡み、あるいはケミベストと他物質との絡み効果が有ります。 従って、増粘効果が大きく、無機繊維やシリカ系増粘剤に比較して、少量で同等の増粘効果が得られます。

分散性・捕捉性

ケミベストは多分岐構造体であるため、微粉シリカ、珪藻土、ベントナイト、ガラス繊維等の均一分散および捕捉性に優れます。

耐薬品性

ケミベストはポリオレフィンですので、耐酸性・アルカリ性等に優れます。

用途

各種塗料、接着剤、シーリング材、防水材、パテ材、FRP材、乾式ボード材、補修用モルタル材、無機フィラー複合化材

製品に関するお問い合わせ

三井化学ファイン(株)
機能性材料事業部門機能性ポリマー材料部