機能
生産技術開発、新事業開発、
基盤技術&革新技術開発
地球規模の環境、資源、エネルギー、食糧分野等の様々な社会課題に対して、研究開発部門が主導する「材料と物質のイノベーション」を通じ、社会の持続的発展をなす「環境と調和した共生社会」や「健康・安心な長寿社会」の実現に貢献します。
当社の研究開発戦略のベースは、5つのパート~「機能」・「組織」・「技術」とそれらをつなぐ「人材」、個々の「研究開発プロジェクト」~で構成されています。これら各パートを強化・拡充するのと同時に、世の中の変化を先取りして研究開発につなげるCommunication戦略、技術開発そのものを加速させるオープンイノベーションの推進や情報技術との融合、さらにお客様が求めるものをいち早く世の中に送り出すためのDesign戦略を組み合わせ、社会課題の解決につながる「材料・物質のイノベーション」の創出に挑戦しています。
4つの目的「事業機会創出」「機能創出」「利益創出」「サステナブル」を念頭におき研究開発部門として活動しています。
三井化学の保有技術の棚卸により「強化すべきコア技術」と「獲得すべき技術」を特定した技術基盤をテクノロジープラットフォームとし、戦略的に強化、獲得します。
プレスリリース高分子、有機合成、バイオなど様々なバックグラウンドを持った研究者が在籍しています。
環境と調和した共生社会
健康・安心な長寿社会の実現
社会はこれからどのように変化し、その時世の中にはどんなものが必要になるのか。それをいち早く判断するためには、三井化学と社会とのコミュニケーションをより密に、積極的に行っていくことが重要だと考えています。新しい市場での変化の兆しをいち早くキャッチする「インテリジェンス機能の強化」、幅広い顧客から真っ先に声をかけてもらう存在になるための当社からの「情報発信力の強化」、そして業種の壁を越え未来への課題を共有し、迅速な解決につなげるための「新たな共通言語の獲得」、の三つの柱で活動しています。
獲得したニーズ情報を速やかに技術的解決に導くためには、必ずしも自社での技術開発に固執せず、必要に応じて外部パートナーと柔軟に協力体制を組みながら取り組むことも重要です。その見極めから実際の技術開発の効率化まで、研究開発の様々なフェーズにおける効率化を図っています。また、並行して人材交流を推進することで新しい時代に必要なクリエイティビティ・実行力を備えた人材の育成も進めています。
生み出された新しい技術はそのままでは世の中に製品として出ていくことができません。どうアピールすれば技術的な良さがお客様に伝わりやすいか、見せ方を工夫することでいち早く顧客を特定し、そのうえでお客様の欲しい形になるまで一緒に製品を作り上げていく。技術を速やかに製品に落とし込んでいくための様々な取り組みを進めています。