北海道にて化学実験教室「ふしぎ探検隊 in 砂川」を開催
~ノーベル化学賞受賞者 鈴木章先生をお招きして~
2017.05.23
三井化学株式会社
三井化学株式会社(社長:淡輪敏)の子会社である北海道三井化学株式会社(本社:北海道砂川市、社長:石本裕)は、去る5月20日(土)、砂川市において化学実験教室「ふしぎ探検隊※ in 砂川」を砂川市と共催で開催致しました。2010年にノーベル化学賞を受賞された鈴木章先生(北海道大学ユニバーシティプロフェッサー名誉教授)をゲストにお招きし、市内の小学生80名が参加しました。概要は以下のとおりです。
日時 | 2017年5月20日(土)10:00~12:00 |
---|---|
場所 | 砂川市地域交流センター ゆう(砂川市東3条北2丁目3-3) |
主催 | 北海道三井化学株式会社、砂川市・砂川市教育委員会(共催) |
後援 | 三井化学株式会社 |
協力 | 砂川高校の生徒の皆さん、ゆうの皆さん |
参加者 | 砂川市内の小学生4~6年生 80名 |
内容 | (1) 鈴木先生講演「勉強と研究のおもしろさについて」 (2) 化学実験教室 ① 液体を見分ける方法は? ② 発泡剤を作ってみよう |
最初の鈴木先生の講演では、「勉強と研究のおもしろさについて」と題し、ご自身がどのように化学の勉強をして、研究者の道を歩まれたかをお話しされ、将来の可能性のために幅広く興味を持って勉強しよう、海外の友達をつくろうとのメッセージがありました。
化学実験教室では、三井化学のふしぎ探検隊が砂川高校の生徒の皆さんのご協力を得て、紫キャベツを用いた指示薬で液体を識別する実験や、重曹とクエン酸から入浴用発泡剤をつくる実験を行いました。参加した子どもたちからは、「指示薬をつかって水溶液の性質を色の変化で見分けることができることが分かった」「理科は苦手だったけど、楽しんで参加できた」「将来化学をやってみたい」といった感想が寄せられています。
三井化学グループは、こうした活動を通じて、化学の楽しさと可能性を子供たちに伝えてまいります。
※ ふしぎ探検隊)
次世代を担う子どもたちに「化学の楽しさと可能性を伝えたい」という思いから、2006年に開始した、小中学生対象の科学実験教室です。一般社団法人触媒学会より「平成27年度教育賞」、文部科学省より「平成27年度青少年の体験活動推進企業表彰 審査委員会奨励賞(大企業部門)」を受賞しています。また、文部科学省「土曜学習応援団」に登録しており、2016年度は延べ4,300名を超える子どもたちに実験教室に参加いただきました。
以上