日本化学工業協会より「レスポンシブル・ケア優秀賞」を受賞

~物流安全品質向上にむけた活動が評価~

2018.05.25

三井化学株式会社

三井化学株式会社(社長:淡輪敏)の物流部は、この程、一般社団法人日本化学工業協会(以下、日化協)より「レスポンシブル・ケア優秀賞」を受賞し、5月24日に表彰を受けました。

日本化学工業協会より「レスポンシブル・ケア優秀賞」を受賞
写真は 三井化学 物流部
安全品質グループリーダー 山口正浩
主席部員 益田秀作(左)
「レスポンシブル・ケア(RC)活動」及び「レスポンシブル・ケア賞」について

レスポンシブル・ケア活動は化学物質の開発から製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄・リサイクルに至るまで全ての過程において、自主的に「環境・安全・健康」を確保し、活動の成果を公表し社会との対話・コミュニケーションを行う活動です。
レスポンシブル・ケア賞は日化協がレスポンシブル・ケアのさらなる発展、拡大を図るため、優れた功績あるいは貢献が認められた事業所、工場、部門、グループまたは個人を毎年表彰するものです。

三井化学は「安全はすべてに優先する」との経営方針のもと、物流安全への「思い」を現場の一人ひとりに「伝える活動」と「現場の声を聴く活動」とで、管理部門と現場との徹底した意思疎通を図っています。具体的には、①物流現場で働く方たちとの安全対話やパトロール、②RC物流安全品質月報やRCトラブル週報の物流協力会社への配信、③物流トラブル未然防止キャンペーン、④作業手順書に関する意識調査実施等に取り組みました。その結果、2008年から2017年にかけて物流事故は80%、品質苦情は74%の削減となりました。
また、1995年より「三井化学グループ構外物流事故・緊急連絡網及び応援体制」(MENET)を整備し、製品輸送中の物流事故やトラブル等の被害を最小限に抑える取組を継続しています。
今回の受賞は、物流安全品質向上に向けたこれらの地道な活動が評価されたものです。

当社は今後とも、レスポンシブル・ケア活動を推進していまいります。

以上