三井化学アジアパシフィック技術センターの移転及び拡充について
2008年8月19日
各位
三井化学株式会社
当社(社長:藤吉建二)は、当社初の海外研究拠点としてシンガポールに設置している三井化学アジアパシフィック技術センター(技術センター)を拡充するため、現在建設計画中の同国内サイエンスパークⅢに技術センターを移転することとし、研究スペースを確保いたしました。詳細は以下の通りです。
移転拡充の概要
1.目的 | アジアにおける研究基盤強化のための研究テーマおよび研究人員の増強に対応し、研究スペースの拡充を図る。 |
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2.移転先 | シンガポール サイエンスパークⅢ*1) ケンドル・ビル(建設予定)内 *1)シンガポール政府系企業が開発中の研究開発地区 |
3.面積 | 約1,200m2 (現状の約5倍) |
4.時期 | 2009年度末 |
2004年から当社は、シンガポールの政府機関である科学技術研究庁(A*STAR)*2)との間で研究協力契約を結び、触媒・材料分野における共同研究を行っております。2006年にA*STARの化学工学研究所(ICES)*3)内に開所した三井化学アジアパシフィック技術センターは、A*STARとの共同研究の加速に加え、日本とシンガポールの研究者の交流にも貢献してきております。
- *2)
- The Agency for Science, Technology and Research : 科学技術研究庁
- *3)
- The Institute of Chemical and Engineering Sciences : 化学工学研究所
当社は今般、経済・環境・社会の3軸経営の確立と革新的な新技術の創出により新たな価値創造へ挑戦することを基本コンセプトとした、08年度を初年度とする4年間の新しい中期経営計画をスタート(08中計)いたしました。このたびの三井化学アジアパシフィック技術センターの移転および拡充に伴い、当社の研究開発力が高まり、革新的な新技術の創出による新たな価値創造がますます進展していくものと期待しております。
本件に関するお問い合わせ先
CSR・広報部 | TEL:03-6253-2100 |
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以上