C9系石油樹脂事業からの撤退
2009年5月7日
三井化学株式会社
三井化学株式会社は、このたび、機能材料事業本部コーティング・機能材事業部のC9系石油樹脂(商品名:ペトロジン)事業から撤退することを決定いたしました。
当社は、2008年度を初年度とする中期経営計画における、機能材料事業本部の基本戦略を、「成長ドライバーたる高収益体質の獲得」と「機能性ポリマーズの拡大と大胆な事業ポートフォリオの組み換え」としており、事業の選択と集中を進めております。今回のペトロジン事業からの撤退も、その一環として実施するものです。
ペトロジンは1961年以来、国内外にて販売を行ってきましたが、ここ数年は原料高騰等の事業環境悪化により、厳しい採算を余儀なくされております。
徹底的なコストダウン、組織のスリム化等の努力を重ねて参りましたが、今後ますます厳しい事業環境が予想される中、安定的な収益確保が困難であると判断し、2010年3月末をもって事業撤退することとしました。
コーティング・機能材事業部では、ポリウレタンとポリオレフィンを主体としたコート・接着材料へ経営資源を集中し、より高機能、高付加価値の製品を開発することで、事業拡大を目指す考えであります。
以上
本件に関するお問い合わせ先
三井化学株式会社 CSR・広報部長 山崎 真 | TEL:03-6253-2100 |
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