岩国大竹工場における爆発・火災事故について(第12報)

2012年7月26日
三井化学株式会社

4月22日(日)午前2時15分に弊社岩国大竹工場にて発生しました爆発・火災事故につきまして、お亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げ、ご遺族に対し心よりお悔やみ申し上げますとともに、負傷された方、家屋・設備等の被害に遭われた方、その他近隣居住・近隣企業の皆様、関係ご当局の皆様、お客様、株主様をはじめとする多くの方々に多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
本事故に関し、6月14日にお知らせしました第11報から進捗しました内容を下記のとおりお知らせ致します。

1. 工場構外の被害への対応状況

工場近隣の家屋等の被害につきましては、現在までに9割以上の補修が完了致しました。引き続き、至急補修対応を実施してまいります。

2. プラント稼動状況

岩国地区では、事故起因プラントであるレゾルシンプラントとその他一部のプラントを除き、設備の健全性及び安全性の確認を行い、関係ご当局のご了解を頂いた上で稼動を再開致しました。
また、大竹地区では全てのプラントで稼動を再開致しました。

岩国大竹工場の各製品のプラント稼動状況は次のとおりです。

地区 製品名 プラント稼動状況
岩国 高純度テレフタル酸(PTA)、PET樹脂、ルーカント、ハイゼックスミリオン、TPX、ハイワックス、エクセレックス、FTR 稼働再開
サイメン、ハイドロキノン、メタパラクレゾール 早期復旧に向け引き続き検討中
レゾルシン 事故原因究明中
大竹 ペリクル、ガスパイプ、アーレン、触媒 5月以前より稼動中
MIBK、ミラソン、ハイミラン、ニュクレル 稼動再開

以上


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