三井化学創立20周年・ちびっとワンコイン10周年記念事業 「ラオスの子どもたちへのワクチン支援プログラム」を寄付

~ 途上国の子どもたちへのワクチン接種を支援 ~

2017.07.06

三井化学株式会社

三井化学株式会社(社長:淡輪 敏)と社員有志の寄付基金ちびっとワンコインは、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(東京都港区、理事長:細川 佳代子、以下JCV)へ「ラオスの子どもたちへのワクチン支援プログラム」としてBCGワクチンなどを寄付し、ワクチンの日である7月6日に贈呈式を行いました。

これは当社の創立20周年、ちびっとワンコイン10周年を記念してJCVと協同で企画したもので、本支援プログラムの規模はラオスで1年間に必要とされるBCGワクチンなど20万人分に相当します。

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贈呈式の様子
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ロック&ピール®
2室包装技術を使用したアイシングパックイメージ

ちびっとワンコインは寄付内容を社員有志で決定しており、10年間でのべ136団体に5450万円※1を支援しています。今回の寄付の品目を含めた支援プログラムの概要は次の通りです。

「ラオスの子どもたちへのワクチン支援プログラム」の概要

目的

ワクチンで予防できる感染症から子どもたちを守る。
ワクチンを運搬する作業環境の改善に貢献する。

寄付内容

  • BCG(結核)ワクチン 20万人分
  • TD(破傷風/ジフテリア)ワクチン 20万人分
  • 注射器 2万5,000本
  • セーフティボックス(使用済み注射器を安全に廃棄する箱)1,000箱
  • ロック&ピール® 2室包装技術を使用したアイシングパック

贈呈式では基金に参加する社員からJCV細川佳代子理事長へ、ラオスの子どもたちへのメッセージを寄せ書きした横断幕をお渡ししました。この横断幕にはラオ語で「子どもたちの健やかな成長をお祈りします」と記載しています。
また、ラオスでのワクチンの運搬は暑さをともなう過酷な作業環境が課題となっています。こうした課題に対してアイシングパックを提供し、過酷な作業環境の緩和に貢献します。このアイシングパックには当社関係会社である三井・デュポン ポリケミカル社のロック&ピール® 2室包装技術が用いられており、手で握ることで肌にひんやり感を与えます。

三井化学はこうした次世代の子どもたちを守る取り組みに協力するなど、健康・安心な長寿社会の実現に向けて貢献してまいります。

※1含む、マッチングギフト(ちびっとワンコインによる寄付と同額を三井化学が拠出し、社員の社会貢献活動を支援するもの)。

※2尿素と水を2室にそれぞれ包装。手で握ることでそれらがパッケージの中で1つに混ざり合うと、尿素の吸熱反応が起こり、肌を瞬間的に冷却する。

参考

以上