【活動報告】夢・化学-21夏休み子ども化学実験ショーに「ふしぎ探検隊」(実験教室)が参加

2014年8月20日

8月2日、3日の両日、科学技術館で開催された「夢・化学-21子ども実験ショー」に次世代育成活動として「ふしぎ探検隊」が参加・出展しました。2日間で200名の子供たちと「化学 de アート!~世界に一つだけのうちわ~」という実験を楽しみました。

このプログラムは、まず探偵役に扮した社員とともに、子どもたちが美術館に落書きをした犯人を、クロマトグラフィーを手掛かりに捜すというシナリオで原理を学びます。そのあと、様々な形に切ったコーヒーフィルターに水性インクの色素を分離させたものを、暑い夏にぴったりな「うちわ」に貼り付け、世界で一つだけの作品を作りました。

当社では、毎年実験アイテムについてメンバーで検討、変更をすることで、子どもたちに実験をより楽しんでもらえる工夫をしています。参加者から「昨年の実験が楽しかったので、今年も三井化学の実験を選んだ」といったうれしい声をいただきました。これからも本活動を通じて、化学の楽しさと可能性を子供たちに伝えていきます。

化学の力で落書きした犯人を捜します。

世界で一つだけのマイうちわの完成です!

実験教室のマスコットキャラクター
化学の楽しさを伝える「ふしぎ探検隊」のキャラクター

*夢・化学-21夏休み子ども化学実験ショー
おもに小学生とその保護者の方を対象とした化学実験体験イベントで、毎年夏休みに開催しています。
このイベントは、「夢・化学-21」委員会(公益社団法人日本化学会、公益社団法人化学工学会、公益社団法人新化学技術推進協会、一般社団法人日本化学工業協会の4団体で構成)により実施されており、国内の有力化学会社が工夫を凝らした実験教室を提供しています。http://www.kagaku21.net/show/別ウィンドウで開く

*ふしぎ探検隊
2006年から三井化学グループが行っている、次世代を担う子どもたちに「化学の楽しさと可能性を伝えたい」という思いから始まった化学実験教室で、化学会社が持つ知見や人材を活かして、主に小学生層を対象に「目に見える・手で触れる」分かりやすい実験を実演する活動です。