ステークホルダー・エンゲージメント
三井化学グループは、企業グループ理念において「広く社会に貢献する」ことを掲げ、社会貢献5項目を定めています。この理念を実現し、当社グループが社会とともに持続的に発展していくためには、社会から何を求められているのか、何を期待されているのかを敏感にとらえるよう努めなければならないと考えています。この考えのもと、当社グループが事業活動を行う上で影響を与えるステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを深めるよう努めています。
企業グループ理念
地球環境との調和の中で、材料・物質の革新と創出を通して
高品質の製品とサービスを顧客に提供し、もって広く社会に貢献する
株主・投資家
株主・投資家の皆様との建設的な対話、公正で透明性の高い情報の適時適切な発信を行い、説明責任を果たします。また、いただいたご意見を真摯に受け止め、経営への反映や情報開示の改善に努めていきます。そしてそれらを通じて、企業価値の向上を図ります。
重要な項目、課題 |
- 建設的な対話
- 公正で透明性の高い情報の適時適切な発信
- 株主・投資家からのご意見の経営への反映
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主なアプローチ方法 |
- 株主総会(1回/年)
- 決算説明会(4回/年)
- 経営概況説明会(2回/年)
- ラージミーティング(2回/年)
- 個別ミーティング(約400回/年)
- 事業別戦略やESG等などの分野別説明会
- 工場見学会※
- 三井化学レポ―ト、ESGレポート(各1回/年)
- ウェブサイト(随時更新)
- 問い合わせ窓口
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※2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響により未実施。
お客様
グループの総合力を駆使し、すべての技術、製品、サービスでお客様にとっての最適なソリューションを提供すべく努めています。また、製品・サービスの品質マネジメントを通じて、お客様の信頼に応えます。
重要な項目、課題 |
- 最適なソリューションの提供
- 高品質な製品とサービスの提供
- 適切な製品・サービス情報の提供
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主なアプローチ方法 |
- ウェブサイト(随時更新)
- 製品、技術説明会
- 展示会への出展
- 問い合わせ窓口
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お取引先
調達においてグローバルな視点でサプライチェーン全体における環境・社会的責任を果たしていけるよう努めています。そのためには、お取引先との強いパートナーシップ構築が重要であると考えています。また、この取り組みは、お取引先と当社グループ相互の持続可能な発展に寄与するものであると認識しています。
重要な項目、課題 |
- 公正で誠実な取引
- お互いの持続可能な発展を目指したパートナーシップ
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地域社会
各事業所において事業を正常かつ安定的に運営し、地域の持続的な発展に貢献したいと考えています。そのためには、地域の皆様との信頼関係が重要です。このような考えから、地域の皆様とのコミュニケーションの機会を設けています。
重要な項目、課題 |
- 社会的責任の遂行
- 地域社会からの信頼獲得
- NGO/NPOとの連携
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主なアプローチ方法 |
- 意見交換会
- 事業所見学会
- 地域広報誌
- 科学実験教室「ふしぎ探検隊」
- 災害支援
- ウェブサイト(随時更新)
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産官学界
事業活動を行う各地域における法令・ルールを遵守し、グローバルに事業を展開しています。
また、社会と当社グループの持続可能な発展に向けて、産官学界と連携し、リーダーシップを発揮すべく努めています。
重要な項目、課題 |
- 適切な納税
- 法令の遵守
- 規制の動向把握
- 業界団体や政府の方針への提言
- 産官学界とのオープンイノベーション
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主なアプローチ方法 |
- 産官学界への報告
- 産官学協働プロジェクトへの参画
- 各種業界団体や学会への参画
- 共同研究
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従業員
当社グループは、「従業員の幸福と自己実現」と「当社の持続的成長」の両方を実現することを目指しています。そのために、多様な人材が生き生きと働き、能力が発揮できる職場環境の提供に努めています。
重要な項目、課題 |
- 人材育成
- 適正な評価・報酬
- 働きやすい職場環境
- ダイバーシティ
- 安全・保安
- 労働衛生
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主なアプローチ方法 |
- イントラネット(随時更新)
- 社内報(4回/年)
- 研修
- 従業員エンゲージメント調査(1回/2-3年)
- 労使協議
- 安全衛生委員会
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