三井化学グループ、「ホワイト物流」推進運動に参画
~物流の生産性の向上と働き方改革の実現を目指して~
2019.06.25
三井化学株式会社
三井化学株式会社(所在:東京都港区、代表取締役社長:淡輪 敏)は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を「ホワイト物流」推進運動事務局に提出しました。
「ホワイト物流」推進運動とは
深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長への寄与を目的とする運動です。トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化、女性や60代以上の運転者等も働きやすい「ホワイト」な労働環境の実現を目指します。2019年4月、国土交通省・経済産業省・農林水産省が、上場企業および各都道府県の主要企業約6,300社の代表者に対し、参加の呼びかけを開始しています。
自主行動宣言の内容
当社が、自主行動宣言のなかで表明している取り組みは以下の通りです。
取り組み項目 | 内容、期待される効果 |
---|---|
予約受付システムの導入 | トラックの予約受付システムを導入。待ち時間短縮に努めます。 |
パレット等の活用 | パレット、通い箱等を活用。荷役時間を削減します。 |
入出荷情報等の事前提供 | 荷主からの入出荷情報をよりスピーディーに提供。物流事業者の準備時間を確保します。 |
高速道路の利用 | 高速道路の利用と料金の負担について、真摯に協議に応じます。 |
船舶や鉄道へのモーダルシフト | 長距離輸送について、船や鉄道を積極利用。GHGガス削減に努めます。 |
荷役作業時の安全対策 | 作業手順の明示、安全通路の確保、足場の設置等の対策を講じ、作業者の安全確保を徹底します。 |
異常気象時の運行の中止・中断 | 異常気象が発生した際や、その発生が見込まれる際には、無理な運送依頼は行いません。 |
今後、関係各位のご理解を得ながら、取り組み項目を拡充していく考えです。
当社グループのこれまでの取り組み
2016年より京葉臨海地区において、近隣の化学メーカーの参加を得てサンネット物流株式会社とともに小口製品の共同物流を開始、2017年には山九株式会社、三井・デュポンポリケミカル株式会社(現:三井・ダウポリケミカル株式会社)、日本貨物鉄道株式会社及び株式会社丸運とともに、国土交通省が進める「モーダルシフト等推進事業」の認定を受けております。また2018年には当社物流部が一般社団法人日本化学工業会の「レスポンシブル・ケア優秀賞」を受賞しております。
(関連する過去リリースのリンク一覧)
「ホワイト物流」推進運動は、ESG要素を経営や戦略に組み込む当社の取り組みの一環です。「ホワイト物流」推進運動を通じ、社会及び当社グループの持続可能な発展を目指します。
以上