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三井化学グループ クリーンアップキャラバンの実施

海洋ごみの削減につながる、身近な活動として全世界で活動

2020.05.28

三井化学株式会社

三井化学株式会社(代表取締役社長:橋本 修)は、事業所ごとに実施していた清掃活動を、海洋ごみの削減につながる三井化学グループ全体の活動「三井化学グループクリーンアップキャラバン」として実施し、延べ3,682名の参加により28,580㎏のゴミを回収しました。
今回、2019年度の活動結果をまとめたHPを公開いたしましたのでお知らせいたします。

活動の紹介HP URL

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本社での活動(神奈川県鵠沼海岸)
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シンガポール6社合同の活動(Pasir Ris Park)
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Mitsui Chemicals Americaでの活動
(Bruce Park Woods Road Picnic Area)
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Mitsui Chemicals Chinaでの活動
(上海市 濱江森林公園海岸)

三井化学では、従来から事業所ごとに周辺の清掃活動を実施しています。2019年度はこの活動を国内外の関係会社にも呼びかけ、活動方法も従来の清掃活動だけではなく、NPOや行政が企画するクリーンアップへの参加、会社のイベントとしてクリーンアップを企画・実施、地域のイベントへの参加後にクリーンアップを実施など、自分たちが自発的にできる形で参加できるよう工夫しました。
三井化学グループは、リサイクルやバイオマス製品の拡充といったプラスチック戦略のもと、循環経済への転換を目指しています。今後もプラスチック戦略を遂行するとともに、ごみを流出させない、流出したごみは回収し適切に処理する、そして河川や海に流出したごみを回収する活動を継続してまいります。

活動の背景

三井化学では、2015年より、社員と会社の共同CSR「ちびっとワンコイン*1」の枠組みを通じて、海洋ごみ問題のパイオニアである一般社団法人JEAN*2の活動を支援しており、現状把握と共に自分たちが出来ることを考える講演会やワークショップを随時開催しています。講演会やワークショップを通じて、自分たちがすでにやってきた清掃活動だけではなく、もっとできることを実施したいという自発的な思いから「三井化学グループクリーンアップキャラバン」がスタートしました。

一般社団法人JEAN 小島あずさ理事からのメッセージ

日頃より、当団体の活動へのご支援をいただき、ありがとうございます。
この度は、クリーンアップキャラバンとして、全国各地で、3600名を超える皆さまがクリーンアップを実施なさったことを伺い、長く海のごみ問題に取り組んできた1人として大変心強く、うれしい気持ちでいっぱいです。
毎月活動なさっている事業所もあれば、一体どんなものがあったのかと思うほど大量のごみを回収されているところなど、一覧表を眺めているだけでも皆さまが熱心に活動されている様子が目に浮かびます。各地域では、活動のたびごとに海岸や町の中がきれいになり、地域の方々にもどんなにかよろこばれていることと思います。これからも、ごみの無い美しい海や町になるよう、「ごみ仲間」として共通の思いを持って活動を続けてまいりましょう!

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ご参考

*1 ちびっとワンコイン

2007年から始まった三井化学社員による寄付と、それに応じて会社からも同等の寄付を行うマッチングギフト形式のCSR活動。
寄付をしている社員による合議制のもと、社会的課題の解決に資する活動をしている複数の団体へ寄付を行っています。

*2 一般社団法人JEAN

1991年に日本で初めて全国一斉クリーンアップキャンペーンを行った海洋ごみ問題のパイオニア。国際海岸クリーンアップ(ICC)の日本におけるナショナルコーディネーターとして、国際的NGO「オーシャン・コンサーバンシー」や「クリーンアップ・ザ・ワールド」と連携し、日本で唯一、世界基準の科学的手法を用いた調査を25年以上にわたり継続的に行っています。日本での活動や調査結果等を毎年取りまとめて世界の関係者と共有し、美しい海を未来に残すため、海洋ごみ問題の解決に向けた対策提言などの活動を積極的に行っています。