非財務指標(環境・社会軸目標)
VISION 2030の非財務指標として、マテリアリティに紐づくKPIと目標を定めました。財務・非財務双方からの経営モニタリングを強化することにより、企業価値の向上を目指しています。KPIごとに担当役員および担当部長を明確にし、各部門が年度予算や目標に落とし込んで管理しています。また、年度ごとのKPIの進捗が2030年の非財務目標達成にどのようにつながるのか(KPI/目標設定の妥当性)、非財務目標達成に向けて取り組むことが財務目標の達成にどのように貢献するのか(財務と非財務の関連性)という視点から、ESG推進委員会や全社戦略会議にて進捗や課題をレビューしています。
実績と目標
2030年のあるべき姿 | ||
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社会課題起点のビジネスモデル (ソリューション型、サーキュラーエコノミー型) が全事業に展開され、ポートフォリオ変革が進捗し、収益の柱となっている。 | ||
非財務KPI | ||
Blue Value®・Rose Value®製品売上収益比率 | ||
担当役員 | ||
ESG推進室担当役員 | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
Blue Value® 18% Rose Value® 20% |
Blue Value® 22% Rose Value® 25% |
Blue Value®・Rose Value® 40% |
関連ページ | ||
環境貢献価値「Blue Value®」、QOL向上貢献価値「Rose Value®」 |
2030年のあるべき姿 | ||
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2050年カーボンニュートラルに向け、2030年段階でのGHG排出量削減の社会要請に着実に応え、事業性も担保できている。 | ||
非財務KPI | ||
GHG排出量削減率(Scope1,2) *2013年度比 | ||
担当役員 | ||
ESG推進室担当役員 | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
21% | 21% | 40% |
関連ページ | ||
カーボンニュートラル戦略、環境保全 |
安全
2030年のあるべき姿 | ||
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「安全はすべてに優先する」の徹底により安全文化を醸成し、人・設備・技術が多様化しても、グループ全体で高レベルの安全を実現している。 | ||
非財務KPI | ||
重大事故・重大労災件数 | ||
担当役員 | ||
生産・技術本部長 | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
重大事故 ゼロ 重大労災 ゼロ |
重大事故 ゼロ 重大労災 ゼロ |
VISION 2030期間を通じ ゼロ |
関連ページ | ||
レスポンシブル・ケア マネジメント、安全・保安、環境保全、プロダクトスチュワードシップ、物流、労働衛生 |
人権尊重
2030年のあるべき姿 | ||
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当社グループの全拠点およびサプライヤーにおいて、人権リスクをタイムリーに把握し、リスクが顕在化している場合は速やかに是正対応できており、その実績を社内外に開示している。 | ||
非財務KPI | ||
人権リスクへの対応 | ||
担当役員 | ||
ESG推進室担当役員 | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
「ビジネスと人権に関する指導原則」の人権フレームワークに沿い、三井化学の人権リスクアセスメントを実施 | 人権方針の改定と公表、人権デュー・ディリジェンスの中長期計画策定、実態調査開始 | 国内外全拠点での人権デュー・ディリジェンスシステム構築によるリスク把握と是正 |
関連ページ | ||
人権の尊重 |
リスク・コンプライアンスマネジメント
2030年のあるべき姿 | ||
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絶対にコンプライアンス違反事案を発生させないという意識がグループ全体で共有され、コンプライアンス違反リスクが生じた場合には、早期に事案対応が図られ、グループ全体での恒久対応が図られている。 | ||
非財務KPI | ||
重大な法令・ルール違反数 | ||
担当役員 | ||
リスク・コンプライアンス委員会担当役員 | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
1件 | ゼロ | VISION 2030期間を通じ ゼロ |
関連ページ | ||
リスク・コンプライアンス マネジメント、贈収賄防止 |
品質
2030年のあるべき姿 | ||
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全社員の高い品質意識と、グループグローバルで活用できる情報基盤によって、開発から廃棄に至るサプライチェーン全体を俯瞰したマネジメント体制および発信型情報提供に転じ、製品とサービスの品質が、当社の強みとなり顧客に価値を提供している。 | ||
非財務KPI | ||
PL事故、重大品質インシデント件数 | ||
担当役員 | ||
RC・品質保証部担当役員 | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
ゼロ | ゼロ | VISION 2030期間を通じ ゼロ |
関連ページ | ||
レスポンシブル・ケア マネジメント、製品とサービスの品質 |
安定生産
2030年のあるべき姿 | ||
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人とAIが協調する高効率で安全・安定的な工場運営をしている。 | ||
非財務KPI | ||
先進技術導入:AI・IoTを中心とした先進生産技術の実装件数 | ||
担当役員 | ||
生産・技術本部長 | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
10件 | 10件 | 100件 (2021~2030年の累計) |
関連ページ | ||
安全・保安、環境保全、物流 |
企業文化
2030年のあるべき姿 | ||
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グループ従業員の過半数が高いエンゲージメントをキープしている。 | ||
非財務KPI | ||
従業員エンゲージメント向上:エンゲージメント調査 | ||
担当役員 | ||
CHRO | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
エンゲージメントスコア 34% |
2021年度実施の エンゲージメント調査 改善計画実施率 100% |
エンゲージメントスコア 50% |
関連ページ | ||
行動指針、人材マネジメント |
人的資本
2030年のあるべき姿 | ||
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各ポジションで継続的に後継者候補が育成、獲得により準備されている。 | ||
非財務KPI | ||
キータレントマネジメント:戦略重要ポジション 後継者候補準備率 | ||
担当役員 | ||
CHRO | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
233% | 235% | 250% |
関連ページ | ||
行動指針、人材マネジメント |
2030年のあるべき姿 | ||
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執行役員の3分の1を超える多様化を実現し、多様な力をイノベーションや成長につなげ、ポートフォリオ変革を実現している。 | ||
非財務KPI | ||
ダイバーシティ:執行役員多様化 *三井化学 | ||
担当役員 | ||
CHRO | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
執行役員多様化人数 3名(うち、女性1名) |
経営者候補多様化率 20% |
執行役員多様化人数 ≧10名 (うち、女性 ≧3名) |
関連ページ | ||
行動指針、人材マネジメント |
2030年のあるべき姿 | ||
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登用における男女比に差がなく、入社した時点の女性比率が管理職各層で維持されている。 | ||
非財務KPI | ||
ダイバーシティ:女性管理職(課長級以上)比率 *三井化学 | ||
担当役員 | ||
CHRO | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
4% | 6% | 15% |
関連ページ | ||
人材マネジメント |
2030年のあるべき姿 | ||
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社員の健康リテラシーが向上し、継続的かつ自律的に個人と組織の健康リスクが低減できる状態になっている。 | ||
非財務KPI | ||
健康重視経営:生活習慣病平均有所見率、メンタル不調休業強度率 *三井化学 | ||
担当役員 | ||
CHRO | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
生活習慣病平均有所見率 10% メンタル不調休業強度率 0.54 |
生活習慣病平均有所見率 9.5% メンタル不調休業強度率 0.50 |
生活習慣病平均有所見率 ≦ 8.0% メンタル不調休業強度率 0.25 |
関連ページ | ||
労働衛生 |
デジタルトランスフォーメーション
2030年のあるべき姿 | ||
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事業・研究開発・生産技術に関する社内育成データサイエンティストの全社配置によって、各現場での先端デジタル技術とデータ活用による企業変革を実現している。 | ||
非財務KPI/担当役員 | ||
デジタル人材育成:データサイエンティスト数 | ||
担当役員 | ||
CDO | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
16名 | 26名 | 2025年 165名 |
関連ページ | ||
三井化学、NEC・アビームコンサルティングと共に企業変革に向けたDX人材育成プラン及び研修コンテンツを策定 三井化学と日本IBMおよび野村総合研究所、 資源循環型社会の実現に向けコンソーシアムの設立を合意 |
イノベーション
2030年のあるべき姿 | ||
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研究開発およびマーケティングの総合的な成果としての新事業・新製品創出を通じて、様々な社会課題の解決に資する新たな価値を継続的に創造し、当社の持続的成長の根幹を支えている。 | ||
非財務KPI | ||
パイプラインの充実、beyond2030年に向けた価値創造:未来技術創生センターにおける開発新領域数 | ||
担当役員 | ||
研究開発本部長 | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
─ | コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)設置 新規テーマ登録数 ≧30件 新領域候補数 ≧3件 |
事業部所管テーマ数 ≧2倍(2020年度比) 新領域数 ≧3領域 |
関連ページ | ||
Blue Value®・Rose Value®、オープンイノベーション情報 |
パートナーシップ
2030年のあるべき姿 | ||
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持続可能な調達方針・仕組みがグローバルベースで当社グループに定着し、主要な取引先と相互理解・相互成長にむけた関係が構築されている。 | ||
非財務KPI | ||
持続可能な調達 | ||
担当役員 | ||
CDO | ||
2021年度実績 | 2022年度目標 | VISION 2030目標 |
持続可能な調達調査の実施、 持続可能な調達率 61% *三井化学 |
定着化に向けた取引先とのコミュニケーション強化 (面談・改善依頼、ガイドライン見直し・周知) |
持続可能な調達率 80% |
関連ページ | ||
持続可能な調達 |
*各目標の進捗は、各リンク先をご覧ください。
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