VISION 2030の非財務指標として、マテリアリティに紐づくKPIと目標を定めました。財務・非財務双方から経営モニタリングを強化することにより、企業価値の向上を目指しています。KPIについては、夫々担当役員および担当部門長を明確にし、各部門の年度予算や目標に落とし込んで管理しています。また、年度ごとのKPIの進捗が2030年の非財務目標達成にどのようにつながるのか(KPI/目標設定の整合・妥当性)、非財務目標達成に向けて取り組むことが財務目標の達成にどのように貢献するのか(財務と非財務の関連性)という視点から、ESG推進委員会や全社戦略会議にて進捗や課題をレビューしています。
2023年度に実施したレビューでは、マテリアリティ「安定生産」とそれに紐づく非財務KPI「AI・IoTを中心とした先進生産技術の実装件数」との関係性が見え難く、先進技術導入による安定生産面での成果が明確でないことから、非財務KPIを「高額損失トラブル件数」に変更しました。