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マテリアリティ

非財務指標

VISION 2030の非財務指標として、マテリアリティに紐づくKPIと目標を定めました。財務・非財務双方から経営モニタリングを強化することにより、企業価値の向上を目指しています。KPIについては、夫々担当役員および担当部門長を明確にし、各部門の年度予算や目標に落とし込んで管理しています。また、年度ごとのKPIの進捗が2030年の非財務目標達成にどのようにつながるのか(KPI/目標設定の整合・妥当性)、非財務目標達成に向けて取り組むことが財務目標の達成にどのように貢献するのか(財務と非財務の関連性)という視点から、ESG推進委員会や全社戦略会議にて進捗や課題をレビューしています。

2023年度に実施したレビューでは、マテリアリティ「安定生産」とそれに紐づく非財務KPI「AI・IoTを中心とした先進生産技術の実装件数」との関係性が見え難く、先進技術導入による安定生産面での成果が明確でないことから、非財務KPIを「高額損失トラブル件数」に変更しました。

目標・実績

持続可能な社会への貢献

気候変動, サーキュラーエコノミー, 健康とくらし, 住みよいまち, 食の安心, ライフサイクル全体を意識した製品設計

非財務KPIBlue Value®製品売上収益比率
担当役員ESG推進室担当役員
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
26%28%40%
非財務KPIRose Value®製品売上収益比率
担当役員ESG推進室担当役員
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
25%26%40%
非財務KPIGHG排出量削減率(Scope1+2)※2013年度比
担当役員カーボンニュートラル戦略担当役員
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
28%28%40%

事業継続の前提となる課題

安全 

非財務KPI重大事故・重大労災件数
担当役員生産・技術本部長
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
2件ゼロゼロ
(VISION 2030期間を通じて)

人権尊重 

非財務KPI人権リスクへの対応
担当役員ESG推進室担当役員
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
  • 人権デュー・ディリジェンスの実施(リスクアセスメントプロセスの再整備)
  • 人権デュー・ディリジェンスの実施(リスクアセスメントプロセスの改善)
国内外全拠点での人権デュー・ディリジェンスシステム構築によるリスク把握と是正

コンプライアンス

非財務KPI重大な法令・ルール違反件数
担当役員総務・法務部担当役員
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
ゼロゼロゼロ
(VISION 2030期間を通じて)

品質

非財務KPIPL事故、重大品質インシデント件数
担当役員RC・品質保証部担当役員
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
ゼロゼロゼロ
(VISION 2030期間を通じて)

安定生産

非財務KPI

生産および設備信頼性
高額損失トラブル件数

担当役員生産・技術本部長
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
3件≦6件ゼロ

事業継続に不可欠な能力

企業文化

非財務KPI従業員エンゲージメント向上
エンゲージメントスコア
担当役員CHRO
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
36%40%50%

人的資本

非財務KPIキータレントマネジメント
戦略重要ポジション後継者候補準備率
担当役員CHRO
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
235%250%250%
非財務KPIダイバーシティ
①執行役員多様化人数(女性・外国籍・中途採用)※単体
②女性管理職(課長級以上)比率※単体
担当役員CHRO
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
①経営者候補多様化率 24.1%
②8%
①経営者候補多様化率 ≧25%
②≧9%
①≧10名(内、女性≧3名)
②15%
非財務KPI健康重視経営
①生活習慣病平均有所見率※単体、男性社員
②メンタル不調休業強度率※単体
担当役員CHRO
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
①10.32%
②0.65
①<9.50%
②<0.55
①≦8.0%
②0.25

デジタルトランスフォーメーション

非財務KPIデジタル人材育成
データサイエンティスト数
担当役員CDO
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
104名≧165名165名
(2025年度)

イノベーション

非財務KPIパイプラインの充実
事業部所管テーマ数
担当役員研究開発本部長
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
予備的市場開発を行うステージへのアップ率 11%
予備的市場開発を行うステージへのアップ率 ≧20%≧2倍
(2020年度比)
非財務KPIbeyond2030年に向けた価値創造
未来技術創生センターにおける開発新領域数
担当役員研究開発本部長
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
研究開発テーマ 5件
  • シーズ研究から技術開発へのステージアップ ≧5テーマ
  • 将来取り組むべき社会課題の特定 ≧5件
≧3領域

パートナーシップ

非財務KPI持続可能な調達率
担当役員CDO
2024年度実績2025年度目標VISION 2030目標
取引先への周知徹底
各領域重要取引先への調達ガイドライン説明実施数:19社
取引先への周知徹底
取引金額比率95%のサプライヤに対する調達ガイドラインの説明と合意書の展開
80%

役員報酬への反映

当社は、2023年度に役員報酬制度を改定し、VISION 2030の非財務指標を役員報酬に反映いたしました。

VISION 2030の全ての非財務指標に担当役員を設定し、その進捗を「担当部門業績評価係数」として各担当役員の賞与に反映しています。また、非財務指標の達成を強く促すため、特に重要な非財務指標を選定し、その達成度を「非財務指標評価係数」として取締役会長を除く全ての社内取締役と執行役員の賞与に反映しています。

※ 特に重要な非財務指標:

Blue Value®製品売上収益比率、Rose Value®製品売上収益比率、GHG排出量削減率、重大事故件数、重大な法令・ルール違反数、エンゲージメントスコア