教育

製品の開発から廃棄にいたるまでの化学物質の安全管理(プロダクトスチュワードシップ)には、社員一人ひとりの意識向上が欠かせません。三井化学は、社員教育を通じて、法令遵守と正しく製品を取り扱う知識を身につけ、サプライチェーンを通じて共有することによって、人の健康と環境を守る企業文化を確立します。

三井化学の化学品安全管理の教育は、主にe-ラーニング、基礎コース、アドバンスコースから成ります。2021年度は、新型コロナウイルス感染症の流行が続く中で、場所を選ばすどの事業所からも参加できるオンライン教育と、よりコミュニケーションを取りやすい対面での教育を、織り交ぜて開催しました。

e-
ラーニング
化学品安全管理の基礎知識を身に着け、当社製品の安全とコンプライアンスを確保する。受講実績は社内システムにより管理している。
対象事業部・研究所の全社員、工場・間接部門の全ライン管理者

教育項目

  • ① 化学品安全の法律の基礎
  • ② 三井化学の化学品安全管理の基本
    • 三井化学レスポンシブル・ケア基本方針
    • 化学品安全管理の社則に基づいた基本事項
基礎コース 新人向け導入教育
化学品安全管理の業務について、背景・全体像を理解する。
対象研究所配属の新入社員

教育項目

  • 化学品安全管理とは? 法律とレスポンシブル・ケア(RC)
  • 化学物質のリスクアセスメントとリスク管理、「より安全な製品開発」の基礎知識
基礎セミナー
当社における化学品安全管理の具体的な実施事項を確認し、当社製品の安全とコンプライアンスを確保する。
対象事業部・研究所他の実務担当者

教育項目

第1部 三井化学の化学品安全管理

  • 製品含有化学物質の特定 、安全性情報の調査・収集
  • 三井化学の製品リスクアセスメント
  • 安全性情報の提供(SDS・ラベル等)
  • 上市前の法対応、上市後の継続的管理

第2部 国内外法規制動向

アドバンス
コース
製品や用途、担当業務に特有な知識を学ぶ。
対象特定の製品や用途に関わる担当者、化学品安全管理の実務担当者

教育項目

2021年度開催(例)

  • 化審法説明会
  • 食品用器具・容器包装のPL(ポジティブ・リスト)制度説明会
  • 三井化学化学品安全情報システムMiCSIS基礎セミナー
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