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新規殺虫剤ブロフレア®SCの農薬登録取得

2020.09.17

三井化学アグロ株式会社

三井化学アグロ株式会社(社長:小澤 敏)は、新規殺虫剤ブロフレア®SCの日本における農薬登録を2020年9月14日に取得いたしました。ブロフレア®SCは、新規作用機構を有するテネベナール®を有効成分とする野菜・畑作用の殺虫剤です。農作物生産で問題となる薬剤抵抗性害虫の対策に貢献します。

有効成分テネベナール®(一般名:ブロフラニリド)は、三井化学アグロが発明した新規原体で、グローバルな市場開発を進めており、農薬登録国を拡大していく計画です。新規な作用機構を有するため、野菜・畑作物に発生する薬剤抵抗性のチョウ目・ハムシ類害虫の対策に役立ちます。
テネベナール®は、生活環境の分野で問題となる害虫の対策にも貢献し、防蟻用製品は2019年に国内で販売を開始しています。
今般、農薬登録を取得したブロフレア®SC(農林水産省登録 第24422号)は、キャベツ、はくさい、ブロッコリー、レタス、ねぎ等の適用作物における重要害虫の防除に、高い実用性を確認しています。今後、上市準備を進め、2021年3月以降に、国内での製品販売を予定しています。

三井化学アグロは、これからも独自性の高い新規原体の創製と農薬製品の開発を継続することで、食糧生産の向上に取り組み、社会課題の解決への貢献を目指していきます。

ブロフレア、テネベナールは、三井化学アグロ株式会社の登録商標

TENEBENAL

以上