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三井化学、京都大学と「三井化学・京大デジタルケミカルラボ」を設置
2022.11.22
国立大学法人京都大学
三井化学株式会社
国立大学法人京都大学(所在:京都府京都市、総長:湊 長博、以下、「京都大学」という。)と三井化学株式会社(所在:東京都港区、代表取締役社長:橋本 修、以下、「三井化学」という。)は、データ科学やフロー合成等の技術を統合させた自律的な自動合成実験システムを構築し、それを活用して高機能材料の開発を共同で行う、産学共同研究講座を設置することに合意しました。両者は、この合意に基づき、2023年4月に京都大学工学研究科内で、「三井化学・京大デジタルケミカルラボ」(以下、「三井化学・京大ラボ」という。)の活動を開始する予定です。
京都大学と三井化学は、最先端の実用化技術の創出を目指し、社会課題解決への取り組みを推進してまいります。
【三井化学・京大ラボ概要】
正式名称 | 「三井化学・京大デジタルケミカルラボ」 |
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連携内容 | 三井化学・京大ラボの設置、共同運営 |
目的 | 自律的な自動合成実験システムの構築とそれを活用した高機能材料の開発 |
期間 | 2023年4月1日から2028年3月31日 |
所在地 | 京都大学 工学研究科(京都府京都市)内 |
共同ラボ長 |
京都大学 工学研究科 教授 外輪 健一郎
三井化学 研究開発本部 生産技術研究所 グループリーダー 内藤 清嗣 |
三井化学・京大ラボの強み
- 京都大学が、工学研究科、薬学研究科、医学研究科において培ってきた自動実験、有機反応化学、フロー合成、データ科学等の保有技術
- 三井化学が有する有機合成技術及び高機能化学品の製品化技術と、それらの技術に資する実験設備、計算システムなどのリソース
- 両者の有する技術・人的物的資源を融合することで生まれるシナジー
京都大学について
京都大学は、1897年の創立以来、「自由の学風」を継承し、発展させつつ、多元的な課題の解決に挑戦し、開かれた大学として、地球社会の調和ある共存に貢献してきました。イノベーションの創出と社会貢献を積極的に進めるとともに、海外の研究大学とのアライアンスや国内外企業との協創を強化しています。
三井化学について
三井化学は2021年に長期経営計画「VISION2030」を策定し、その中で主要な経営課題の一つとしてDX(デジタルトランスフォーメーション)の全社展開を挙げています。DXによって製品や事業の開発力を強化することによってCX(コーポレートトランスフォーメーション)を実現し、社会課題の解決に貢献することを目指しています。また、製品提供を通して環境と調和した循環型社会を実現すべく取り組みを進めています。
以上