三井化学、メカニカルリサイクルの実証実験設備を導入

2022.12.01

三井化学株式会社

三井化学株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本 修。以下、三井化学)は、廃プラスチックを再資源化するメカニカルリサイクルについて、株式会社中部日本プラスチック(本社:静岡県浜松市、代表取締役 雪下 真希子)の工場内にリサイクルプロセスの実証実験場を設置し、社会実装に向けた技術開発を推進することを決定いたしました。

23年度1Qより中部日本プラスチック工場内に分別・粉砕・洗浄等の汎用的な装置に加え、高度異物除去や物性改良装置を備えた当社独自のタンデム押出機を設置する予定です。これにより、効率的なリサイクルプロセスの開発やリサイクル材の品質改善をスピーディに実行していきます。
また、カフェを併設する実証実験場を、市民、自治体・行政、教育機関、リサイクラー、ブランドオーナー、素材メーカーなど、メカニカルリサイクルに関わるステークホルダーにオープンラボとして共有し、ともにリサイクルを推進するコミュニティ形成や、環境イベント開催の場としても活用して参ります。

三井化学は素材メーカーとして直接メカニカルリサイクルに関ることで、サーキュラーエコノミー実現に貢献して参ります。

実証実験機設置予定エリア(点線内)
実証実験機設置予定エリア(点線内)
三井化学、メカニカルリサイクルの実証実験設備を導入
工場内カフェの様子

以上