三井化学、第一回モーダルシフト優良事業者大賞表彰「モーダルシフト優良事業者賞」(連携・協働部門)を受賞

丸全昭和運輸、ニヤクコーポレーション、安全運輸との連携・協働による鉄道輸送へのモーダルシフトでドライバーの運転時間の大幅軽減とCO2削減を実現

2025.02.14

三井化学株式会社

【取り組みの内容】

これまで同区間でトラック輸送する際は、ドライバーに長時間の運転をお願いする状況が続いていました。この状況への解決策として鉄道輸送化を進めるために、丸全昭和運輸、安全運輸の協力を得て3PL*1化を実施した結果、トラックでの長距離輸送のドライバー運転時間を大幅に減らし、持続可能な輸送スキームを構築することができました。

今回のモーダルシフトにより、CO2排出量を従来比72%削減、トラックドライバーの運転時間を2,929.5時間/年削減を実現しました。(以下、「今回のモーダルシフト概略図」ご参照)

 

当社は、今後も物流会社と連携・協働すると共に、物流RC*2 のDX化、共同物流DX、物流BI*3による可視化を3本柱として、これからもデジタルを活用した物流DXを推進し、物流環境変化に柔軟に対応できる強靭なサプライチェーンを追求してまいります。

【今回のモーダルシフト概略図】

*1:3PL(Third(3rd)Party Logistics)とは、荷主企業に代わって、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築の提案を行い、かつ、それを包括的に受託し、実行すること。またその業務を担う事業者。

*2:RCとはResponsible Careの略。化学物質を扱う企業が、製品の開発から廃棄に至る全過程で環境・安全・健康を確保し、その成果を公表する自主的な活動。この活動は1985年にカナダで始まり、現在では世界中の化学業界で広く実施。

*3:BIとはBusiness Intelligenceの略。企業が保有するデータを収集・分析し、経営判断に活用するための手法や技術。

以上

<お問合わせ先>

三井化学株式会社 コーポレートコミュニケーション部