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安全・保安

技術研修センター

三井化学技術研修センター

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VR体験装置 VR体験装置

三井化学技術研修センター(茂原および名古屋)の当社グループ従業員向け研修実績

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三井化学従業員向け
 受講者数(総研修時間)
2020年度2021年度2022年度2023年度
工場オペレーター入社時5名(43hrs)16名(136hrs)8名(52hrs)17名(313hrs)
フォローアップ
(入社半年後)
90名(2,520hrs)123名(3,443hrs)147名(3,614hrs)198名(2,938hrs)
昇格者
(入社3~4年度)
55名(1,540hrs)77名(2,156hrs)214名(2,804hrs)97名(2,554hrs)
職場リーダー
(入社8年以降)
18名(252hrs)5名(70hrs)23名(337hrs)40名(587hrs)
エンジニア入社時0名(0hrs)32名(112hrs)102名(510hrs)116名(677hrs)
入社3~5年後7名(147hrs)23名(483hrs)23名(449hrs)41名(800hrs)
研究者25名(263hrs)81名(851hrs)55名(413hrs)91名(683hrs)
その他119名(1,592hrs)102名(459hrs)67名(162hrs)58名(567hrs)
関係会社従業員向け
 受講者数(総研修時間)
2020年度2021年度2022年度2023年度
国内関係会社199名(1,592hrs)326名(2,608hrs)291名(2,680hrs)183名(1,686hrs)
海外関係会社0名(0hrs)0名(0hrs)21名(254hrs)31名(1,819hrs)
 受講者数(総研修時間)
2020年度2021年度2022年度2023年度
 518名(6,893hrs)785名(10,319hrs)951名(11,275hrs)872名(12,623hrs)

※ 2021年度よりオンライン研修に切り替え

オンライン研修

当技術研修センターではいち早くオンライン研修の開発に着手し、体験・体感型研修の代替として疑似体験型の研修を当社工場、当社グループ国内および海外関係会社に提供しています。
研修はすべてオーダーメイドで、対象者のレベルや発生しやすいリスクなど、各社のニーズに応じたカリキュラムを設定するとともに、AI同時翻訳を活用して英語や中国語をはじめマレー語、インドネシア語、スペイン語、オランダ語など現地語での研修を実施しています。 オンライン研修の受講者からは、直接体験することはできないが、解り易くて多くの気づきが得られたとの評価を受けています。体験・体感型研修を完全に置き換えられるものではありませんが、講師・受講生の移動を必要としないデジタル社会に対応した持続可能な研修スタイルとして今後も積極的に活用を進めていきます。

オンライン研修概要

コンセプト体験・体感型研修の代替として、ハイブリッド(講義、実演映像、録画動画)&インタラクティブ(問いかけ、グループ討議)な疑似体験型研修。
コンテンツ実績指差し呼称、静電気・粉塵爆発、酸欠・中毒、被液、転倒、挟まれ・巻き込まれなど運転・安全関連のコンテンツに加え、機械、計装、電気の基礎・トラブルなど設備関連のコンテンツを実施。
計画中体験・体感型研修のうち、プラント運転体験、非定常作業研修以外のすべてをオンライン研修化していく予定。研修センター内のバーチャルツアーを計画中。
運用実績
  • 国内および海外関係会社各社のニーズに応じたカリキュラムを設定、展開中。
  • AI同時翻訳を活用した海外関係会社向け現地語研修を展開中。
  • 安全、設備トラブル、労働災害関連の研修を展開中。

オンライン国内・海外研修実績

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 受講者数(総研修時間)
2020年度2021年度2022年度2023年度
三井化学・国内関係会社143名(40hrs)748名(2,992hrs)782名(3,552hrs)604名(2,379hrs)
海外関係会社10名(3hrs)174名(696hrs)211名(513hrs)269名(661hrs)
オンライン研修の様子「問いかけを多用し、考えさせ、気づかせる」

オンライン研修の様子
「問いかけを多用し、考えさせ、気づかせる」

AI同時翻訳を活用した研修画面(研修テキスト、翻訳ソフト、参加者モニター)

AI同時翻訳を活用した研修画面
(研修テキスト、翻訳ソフト、参加者モニター)

出前研修(VR研修)

新型コロナウイルス感染症の影響により当センタースタッフが現地に直接出向く出前研修の実施が難しいことから、2020年度からVR研修の運用を改善し、機材を貸し出しする新たな研修方法を確立し、当社工場および関係会社に展開しています。2023年度は、当社5工場で670名、関係会社で509名の従業員が受講しました。特に新入社員の労働災害防止や安全意識向上に効果を上げています。協力会社および研究部門向けのコンテンツを追加し、今後も対象者をさらに拡大していきます。

VR安全研修

目的VRの活用による研修カリキュラムの充実と研修効果向上
期待する効果①通常では体験できない事故を仮想空間で体験し、危険感受性を高める
②研修場所・時間の制約が少なく、多人数での研修が可能
VR機材茂原研修センター3セット
名古屋研修センター1セット
コンテンツ前向き墜落・転落、ベルトコンベア挟まれ、階段降下中転倒、ローラー巻き込まれ、墜落転落 (カスタマイズVer.)、ベント詰まり突き出し吹出発火、粉塵爆発災害、配管メンテ中の残圧吹き出し災害、電源盤感電、フォークリフト前進・後退、ディスクグラインダーキックバック、カッター作業切創、フラスコ内反応爆発、ガラス管組み立て切創などを展開中

出前研修実績

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当社グループ従業員向け
 受講者数(総研修時間)
2020年度2021年度2022年度2023年度
出前研修(VR研修)283名(2,264hrs)1,287名(5,148hrs)1,093名(4,682hrs)1,178名(4,712hrs)

技術研修センターのグローバル展開

2018年度から、グループグローバル経営を支える基盤となる人材育成に積極的に取り組んでいます。三井化学だけでなく、国内外関係会社各社固有のニーズに対して、より現場に寄り添った教育や人材育成支援を行っています。
東南アジア地区関係会社については、タイのSiamグループの技術研修センター(Operation Excellence Training Center, OETC)を活用し、タイ語および英語による研修を実施しています。Siamグループには、当社の研修設備と研修ノウハウをライセンスしており、日本国内と同レベルの研修が提供されています。また、オンライン研修は、AI同時通訳を活用した現地語での研修が可能となり、各社のニーズに沿ったカリキュラムを編成するなど、海外関係会社の研修機会増加に貢献しております。

技術研修センターの社外開放

2015年度から、三井化学同様に危険物を取り扱う企業様の研修の場として活用いただくため、当センターを社外開放しています。各業界からの生産現場における人材育成・安全教育に対するニーズは極めて高く、多くの皆様に受講していただいています。受講者の皆様からは「自社でも活用できる多くの気付きがあった」、「事故・災害事例に基づく体験型研修は理解しやすかった」など、高い評価をいただいています。2023年度は新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、3年余り続いたコロナ禍がようやく収束したことにより、社外からの研修受講者数、並びに見学者数は大幅に増加しました。

社外向け研修(茂原研修センター)・見学対応(茂原研修センターおよび名古屋研修センター)実績

事故・労災ゼロを実現する社会に向けて少しでも貢献できるよう、当センターを社外の企業様の研修の場として、社外開放しています。

また、京葉臨海コンビナート各社が共同で設立した京葉人材育成会では研修コンテンツ検討を担当しています。