三井化学 台湾セントロニック社子会社に出資

三井化学株式会社（東京都港区、代表取締役社⻑：淡輪敏）は、⾦属樹脂一体成形品「ポリメタック^®」の事業開発促進のため、本日、台湾の電子部品商社であるSentronic International Corporation（昱捷股份有限公司、会⻑：蔡棟國、以下「セントロ社」）の子会社 MSCT Corporation（三昱技研股份有限公司、以下「セントロ子会社」）に出資しましたのでお知らせいたします。

ポリメタック^®は、⾦属の表⾯に特殊な処理を施すことで、従来は不可能であった様々な⾦属と樹脂を強固に接合する新しいテクノロジーで、各種部材の軽量化のほか、部品点数の削減、製造工程の削減などが可能となります。三井化学は、⾃動⾞用途に加えスマートフォン等の電機・電子用途においてもポリメタック^®の事業開発を推進しており、⾼い接合強度は顧客から⾼い評価を得ています。

スマートフォンは中国を中⼼に市場が拡⼤しており、特に⾼級感のある⾦属筐体に対する需要が⾼まっています。⾦属筐体は⾦属部と樹脂部との接合が必要であり、接合のための⾦属表⾯処理市場の成⻑が⾒込まれています。今回、三井化学は同事業を中国で展開しているセントロ子会社に出資するとともに、ポリメタック^®技術を供与し、中国スマートフォン向け⾦属表⾯処理市場でのポリメタック^®事業拡⼤を目指します。

【セントロ社の概要】

【セントロ子会社の概要】

以上