2017年度 日本ガス協会「技術大賞」を受賞

~ 低コストな大口径ポリエチレン(PE)活管分岐継手の開発 ~

2017.07.07

三井化学産資株式会社

三井化学産資株式会社(東京都文京区、代表取締役社長:齋藤 周)は、「低コストな大口径(150A・200A)PE活管分岐継手の開発」について、一般社団法人日本ガス協会(東京都港区、会長:岡本 毅)より、共同開発を行った他8社と共に、最高賞である2017年度「技術大賞」を受賞致しました。
本賞は、日本ガス協会の主催・選考により、ガス事業の発展に顕著な功績のあった独創性や発展性に富む画期的な技術を表彰しています。

※ 以下8社様との共同受賞になります。
斎長物産(株)、静岡ガス(株)、北海道ガス(株)、北陸ガス(株)、武州ガス(株)、京葉ガス(株)、広島ガス(株)、日本ガス(株)

NULL
2017年6月8日、ホテルニューオータニにて
NULL
大口径PE活管分岐継手

受賞理由

大口径(150A・200A)低圧ガス ポリエチレン管施工において、低コストで施工性・適用性が高く、ガスを流したまま分岐施工できる活管分岐工法が求められていました。今回、三井化学産資含め9社は、低コストで適用性の高い継手、穿孔工具を開発し、従来工法(バイパス配管を使用した切断分岐取出し工法)に比べて、コスト、施工性(360°全方向から穿孔可能、工事時間短縮、掘削面積削減)、環境面で大幅な改善を達成し、既に多くの採用実績を上げていることが独創性・発展性の観点から高く評価されました。

従来工法との比較 (静岡ガス株式会社様、200A、土被り0.6mでの比較事例)

NULL
NULL
NULL
NULL
NULL

三井化学産資は、ガス導管事業を通して、ガス事業の更なる発展に貢献するとともに、環境と調和した共生社会、健康・安心な長寿社会の実現に向けて、事業活動を通じた取り組みを進めてまいります。

三井化学産資株式会社

三井化学産資は1964年の設立以来、三井化学グループの材料と技術を、更なる独自の技術に発展させ、土木資材、建設資材、ガス管・給水給湯管などの管材を手掛ける総合的産業資材会社として、地域に密着した製品とサービスを提供し、社会に貢献しております。
土木資材では、わが国初のジオグリッド製品として盛土工法に一大変革をもたらした「テンサー ®」をはじめ、地盤安定用ジオテキスタイル「ポリフェルト®」、高強度浸透性耐久グラウト材「グランドエース®」など、わが国の土木、道路産業の発展に貢献してまいりました。
建築資材では、木材保護含浸塗料「ノンロット ®」、ベランダ防水材「リマスター®」、断熱材「ハイプレン®フォーム」等、特色ある住宅資材をそろえると同時に、高機能塗床材「シリカル®」、点字タイルなど、数多くの環境に優しく高品質の製品を送り出しております。
管材では、ガス導管「三井PEガス導管システム」や給水給湯配管「エルメックス ®」、消火配管「エルメックス®-SP」のポリエチレン製管および継手を製造・販売しており、その耐食性、耐震性、軽量性、加工・接合性などが高く評価されています。

以上