三井化学アグロとJA全農が新規水稲用除草剤サイラ®を共同開発
2018.11.27
三井化学アグロ株式会社
三井化学アグロ株式会社(社長:小澤 敏)は、全国農業協同組合連合会(JA全農)と共同で、新規水稲用除草剤有効成分サイラ®/CYRA®(一般名:シクロピリモレート)の開発を進めており、先般、有効成分としてサイラ®を含む混合剤の農薬登録を申請しました。
新規水稲用除草剤有効成分サイラ®は、三井化学アグロが発明した新規原体の一つで、水田に発生する広範囲な広葉雑草・カヤツリグサ科雑草を対象に、新規な作用機構を有することにより、日本国内の水田で発生が認められるALS(アセト乳酸合成酵素)阻害剤抵抗性の雑草の対策にも役立ちます。
有効成分としてサイラ®を含む混合剤につきましては、日本国内で農薬登録を申請しました。今後、三井化学アグロは、JA全農と共同で、上市準備を進めるとともに、水稲栽培農家の皆様の要望に沿った新しい混合剤の製品開発を進めて参ります。
三井化学アグロは、これからも独自性の高い新規原体の創製と農薬製品の開発を継続することで、食糧生産の向上に貢献していきます。
※サイラ、CYRAは、三井化学アグロ株式会社の登録商標。